今日はのんびりです・・・暇ということです。

 

はい~~。

 

 


大口叩くのは、限られた環境だけです。

その方が、いい作用が働きます。

 

むしろ、友人と街を歩いても、あまり込み入った話がでたら、羽目は外さないように心がけております。

 

 

いくら「1つの正義だけ持っててももう古いですよ」と言っても、だいたい何も響かない。

「普通で何がわるい」「これでいいんだ」確かに分かります。

 

だからと言って、普通じゃないひとについて学ぶ必要なないと考えるなら、

いくらオトナでも心は高卒か大卒のときのままで成長しなくていいということになります。

往々にして人が商売を始めるときには

理想の外観と環境を作れば理想の集客ができるにきまってると思って始めます。

 

お客様側からしても、

こんなおしゃれな内装のお店なら入りたいとか

こんな人の作った○○だったら

と、これがマッチすることが前提になってますが、

 

それの怖いのは、

ブームが来たら、売り上げが乱降下することです。

 

雇っていたスタッフに頭を下げて、

辞めてもらわねばならない。

 

半分しか回収できない初期費用と設備投資を、

あてのない状況で、同じ商売でペイしきらねばならない。

 

つらいでしょう。

 

非常につらいし、

まず、プライドがっちがちで商売を見切り発車させちゃった人はここで終了です。

 

ここからの努力の奮闘記うんぬんがネット上にあふれ

 

とにかく頑張った

とか

心を入れ替えてがむしゃらだった

 

とか

サクセスストーリーが方々で語られますが、

 

圧倒的に多いのは、そのサクセスストーリーもかけないくらい悲惨な状況で店を閉めた人たちです。

 

常連の小さな売り上げなんぞで、

当然まかないきれるわけはないです。

 

 

父にいいことを教わりました。

 

「仕事」を選んだ僕たちは、

 

暗に、その「仕事」が「労働」に陥ってないか

当初の自分自身の身の丈サイズから逸脱してないか。

 

そして、

 

いい人になりすぎて、後戻りができなくなっていたのではないか。

 

そこに帰依してくる。

 

営業規模を縮小すれば、

外野は「やめさせられたスタッフの気持ちを考えたのか」などと無責任に追及する。

 

その外野客に売り上げを左右される覚悟や諦めはなかったのか。

 

謝ってもその客は遠ざかる。

店の1ブロック先で「あの店は味が落ちた」などと悪い噂を流すかもしれない。

 

さあ。そういったケースで、あなたはどういう「仕事」をするか。

戦うのか、無視するのか、あいまいなまま時を待つのか。

 

自爆するのか。

 

決して人のせいにはできない。

でも、面白い。

 

でしょ?

 

面白くないなら、勝手にどうぞ。

 

そういう厳しくも楽しい世界、

それが、

個人事業であり、

「仕事」である。

 

最高だね。最高。

 

どんどん僕を嫌いになってください。

どんどん怪しんでください。

 

そのたびに、僕は、

生き残るあらたな手段を考え、

人生をよりよく豊かにしていきます。

 

どうぞ、みなさまそのまま

怪しんでて、ください。

 

 


駒沢の足つぼや

店主 桜井 裕介