タバコとか体を悪くするし周りにも迷惑なものだし、タバコは排除するべきだと言う人も多いでしょう。
お父さんがタバコを吸っていてお母さんや子供が体にも悪いし家族の為に止めてなどと言ったりして、お父さんがそうだなぁ...止めるかぁとなればいいのかもしれませんが、いくら家族などに言われ続けてもタバコは止めれん!と言う人もいるでしょう。
タバコはリスクしかないといえばそうとも言えるが、そうでないとも言えます。
タバコを吸う事で気持ちを落ち着かせたり、切り替えられたり精神を安定させるような効果もあるといえるのだと思う。
それを無理に止めて!と言われ続けたり嫌味な言われ方をするのは、いくら正論だとしても止める気がない人にとっては悪になる行為にもなります。
無知な正義は悪にもなるという事。
相手の気持ちを汲み取らない行為は悪となる事。
だいたい皆んなタバコは体に悪いとか分かっています。それを自分で知った上で天秤にかけても自分にとってやっぱり必要なものだと思い、リスクがあると分かっていても吸っているんです。
悪気がなくタバコを止めた方がいいと言っていたりするのかもしれませんが、その言葉を受け取った側は過度の精神的負担を掛けられたりする場合もあります。
タバコを止める事でストレスが溜まり体調に異常を期してしまう場合もあるでしょう。そうなってしまったら本末転倒です。
自分が今まで培った常識、正論は必ずしも相手にとって良い方向に向かうものではないです。
自分の考えの形にハマらない人に腹立つのは相手のせいだけとしていませんか?
それは自分も相手を受け入れてあげられる気持ちや、考え方が出来ないせいでもあったりするのではないでしょうか。
タバコを吸う人にとっては右を見ても左を見てもタバコを排除するという声で肩身が狭いと嘆く人も少なくはないでしょう。

タバコを例に出しましたが
何事も
批判的言動だけでは相手の意思は動かなかったりします。
逆にその人の気持ちに寄り添ってあげる事で動く気持ちもあったりします。
あれは悪い!と決めつける考え方だけではなく、あれのいい事は何か?と
否定だけではなく肯定する考え方も持ち合わせる事も必要なのではないかと考えます。


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