今の日本の教育は効率を優先していると感じる。
効率が悪い事は省かれる。
何か落ち込む事があっても気にしないで前を向いて歩こうという励まし方だったり進む事を優先させた励まし方が多いように思う。
だけど非効率こそ大切だとも思う。
白か黒という判断ばかりに頼ってしまうとグレーの環境に立たせられた時に非常に苦しんでしまう。
グレーの環境の中でも生きる手段を知らなければ、白か黒を出さなければいけないと焦り冷静な判断が出来なくなる。
学校、職場、家庭内などなかなか逃げられない環境に置かれ長い苦しみを感じている人も多い。
そんな人達に白か黒の選択を直ぐに出せというのも無理な話。
早く進ませてしまうとまた同じ問題を繰り返し同じ苦しみを抱き、それが嫌で自分よがりな強行手段を使うようになってしまう。それは成長と呼ばず、成長が止まってしまった人と呼べるのではないだろうか。
足を止めて分かる事も多い。
足を進め過ぎて分かってないのに進めてしまうのも、前向きに進めてるとは言い難い。
前に進めないからといって焦らなくてもいい。
止まって苦しみと向き合うという事も苦しみとどう向き合わなければいけないかという事を考えている勉強と考えてみるのもいいかもしれない。



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