不登校になってしまった子をカウンセリングするのは必要ですが、本当にカウンセリングが必要な人達がいます。
その前に不登校の子はなぜ不登校になったのでしょう?
・いじめに遭った
・友達関係のトラブル
・教師の対応
・機能不全家族
・起立性調節障害…
と色々あることでしょう。
不登校の子は精神的に敏感な特性を持つとも言われたりもします。不登校の子が全員が全員敏感かというとそうでもないかもしれません。
しかし何かしら相手からの言葉で落ち込んでいる子が多いです。
初めは人から言われた言葉で傷つき落ち込み、でもそういうものかと思い込み自分が悪いのだと、だんだん自分を追い込んでしまうもの。
誰が不登校の子を追い込んだ?
些細な言葉が不登校の子の胸を突き刺す。
傷つけた事にも気づかず不登校の子のカウンセリングばかりに着目していないか?
本当にカウンセリングが必要なのは不登校の周りの人達とも言えます。
何故不登校の周りの人の方がカウンセリングが必要なのでしょう。
家族…主に親などは忙しい毎日、ストレスの溜まる生活…積み重なり知らず知らずに子供に圧力ある言葉で責めていないでしょうか?知らず知らず子供に八つ当たり、ストレス発散させる対象になってはいないでしょうか?
そんな事していない!と言われる方はかなり危険です。どんなに仲が良い家族でも毎日の生活の中では必ずストレスを感じるタイミングがあるものです。

教師も今や膨大な仕事量、子供達の親からなどのクレーム処理など気の休まる時間も少ない毎日を送っている事でしょう。忙しい毎日の中で病んでいる子への対応がおざなりとはないっていないでしょうか?
不登校の子はこう言ったりする事が多いです。
『先生に話を聞いてもらえなかった…』
いや!実際には話は聞いてもらってるんです。しかし聞き流されるようなうやむやな対応されたから、聞いてもらえなかった答えるのです。もしくは言ったところで何も変わらない、信用出来ないから言えないと言ってきたりします。

友達関係のトラブルも多い。
最初は些細なよくあるトラブルが発展していき、関係修復が難しいものとなったりしていっているようです。
あからさまに無視して来る子、自分の好きな友達を取られたくないから除け者にしようとする子…
挙げだしたらキリがない。
自分の感情を制御出来ず、人に感情を押し付けてしまう子らこそカウンセリングが必要。

不登校の子がそこにいるという事はカウンセリングが必要な人達が他にもいるという事です。
不登校は特別な存在…
そういう訳だけではないのです。
誰しもがなり得るものです。
不登校はただの怠け者…そう言ってしまう人が周りに居たらその人が不登校を作り出しているとも言えたりもします。そう言ってしまうのは人に自分の意志を押し付けて人を傷つけてしまっているという事に気づけていないという事。
大人でも一つの問題に対して長期間問題が解決出来ず引きずってしまっている人なんかもカウンセリングが必要です。
本当にカウンセリングが必要な人達というのは自分にカウンセリングなんか必要ないと思ってる人らなのかもしれませんね。