こんにちは(^^)
東大阪のボッダー式リンパドレナージのお店
TIIDAの北村です!
今日は「 知ってるつもり 」は実際に怖いなぁ〜と思った事を書いてみます。
以前、サロンに乳がんを経験されたお客様がお越しになりました。
その方はすでに腕に左右差のある浮腫(これはリンパ浮腫の症状です。)を起こしておられました。
当時の私はボッダー式を修了したばかりで、がんの治療でリンパ節を郭清された方やリンパ浮腫を起こしておられてる方へのドレナージはとても注意が必要‼️という知識はきちんとありました。
だけど、お客様にドレナージをさせていただく自信がまだなく、恥ずかしながら『 今の自分では出来ません! 』と、施術出来ないことを謝罪し、リンパ浮腫に対応できるサロンを紹介させていただきました。
知識はあれど、ホント恥ずかしながら不安になって施術することは無理と思ったのです。
これではいけない!と、受けたのがこの講座!
『 リンパ浮腫の病理と対応 』
(この講座ではサロンにいらっしゃるお客様の中でリンパ浮腫を起こしている方、または起こすリスクのある方に対して、セラピストとしてできることとは何かを学ぶことができます。)
『 出来ること 』
『 出来ないこと 』
『 やるべきこと 』
すっきりと理解し頭を整理する事が出来ました‼️
『 恥ずかしながら出来ません 』と言った自分が情けないな•••と思ってたけど、『不安ならやらない。』もセラピストの心得としてもっとかないといけない事。
で、タイトルにある怖いのは「 知ってるつもり」
これ、どういうことかと言いますと、、、
私セラピストとしての第一歩は、よくあるエステサロンのリンパマッサージからだったんですね。
ここでは「乳がんで腕が浮腫んだ方が来たら、どんどんその腕をマッサージしてあげて下さい」と先生から学んだんです。
当時は先生のおっしゃることは教科書だと思ってましたから、もしこのタイミングで、先ほどのお客様が来られてたとしたら、どんどんなんの躊躇もなく一生懸命にリンパ浮腫で浮腫んだ腕にマッサージやってたでしょうね。
これはこの方の浮腫を良くする為!とか思って。
ところが、
じつはそれは真逆ですよ‼︎‼︎‼︎
と、ちゃんとした知識に気付いたのはボッダー式リンパドレナージの理論のなかです。
初めのエステサロンだけの知識だけで、「大丈夫!私ちゃんと知ってるし!」と思ってた自分が恐ろしいヒー!
と、同時にその心底怖い理論をまかり通しているエステ系の「リンパマッサージやリンパドレナージ」のサロンがあることも実際の話。
「知ってるつもり」で実はお客様がもってらっしゃるリスクを上げてしまうなんてことは、私だけでなく、どのセラピストさんからしてもとんでもない事ですよね?
なんで真逆なのかわからないセラピストさん、いらっしゃったら(年内の講座はもう終わってしまったので、来年度になりますが)このJEAで開講されている「リンパ浮腫の病理と対応」お勧めします(^^)
余談ですがお話に出てきたお客様とは色々あったのち、サロンに再度お越し下さりリラクゼーションとしてのドレナージを受けてくださいました。
私もその時にはキチンと自信をもって対応することができ、リベンジするチャンスをお客様から頂けた事に感謝しました。
すべてのお客様に安心して身体を預けていただけるサロン。
頑張ります( • ̀ω•́ )✧