7月30日(火)11時から、枚方動物霊園でパーシーの火葬を行いました。


火葬に行く前に、最後の散歩と称して、いつものカゴ(エレベーター)に乗せて、車に乗るのが大好きなパーシーを連れて、良く散歩へ行った場所へドライブ。
綺麗な空です。

枚方の河川敷、牧野の河川敷、中ノ池公園…もっと行きたかったけど、時間もないしそれで勘弁してもらい。八幡から旧1号線をぶっ飛ばすのがとても好きやったパーシー。窓を開けて風を入れて、身を乗り出して風を全身に浴びて鼻をフンフン鳴らすのが定番だった。カゴに横たわるパーシーに風をあてて。


火葬の用意をして、次は穂谷まで。お花やさんに勤めるお友達に頼んでつくってもらった花束を持って。

初めて行った霊園は本当に山の中にあり、こじんまりとしてキチンと手入れされて清潔感がありました。

棺はカゴのままで良いと言われたので、慣れ親しんだカゴに入って旅立てます。待合い室?でパーシーのカゴ棺にお友達に頼んでおいたお花を沢山飾りました。

とても綺麗な顔をして眠ってる。
おやつ、仔犬の時から遊び倒したボロボロのぬいぐるみなどを一緒に入れました。

お焼香をして、お別れの時。

もうこの可愛い姿を触ったり目の前で見ることが出来ないと思うと本当に焼いてほしくない気持ちに。でもそれは不可能やと自分に言い聞かせ。綺麗な姿のまま、お別れするのが良いと自分に言い聞かせ。


ありがとう、ありがとう
楽しかったよ、バイバイ


最後にそう言いました。
涙が止まらない。

煙のでない火葬みたいで、良く分からなかったけど、今、空に帰ってるんやなぁ。と煙突の微かな熱気を見ていました。

曇りの予報やったけど、とてもいい天気。パーシーの体の模様の様に雲が浮いていて。

骨は全て拾いました。
とても小さい骨。けど、綺麗に残っていました。ガンのあった部分はネズミ色になっていて、肺もかなり広い範囲ネズミ色で、さぞ苦しかったやろなぁ…と。


全てを終えて、外に出ると墓参りの人が何人かいて、旦那が『あ、パピヨン…』と。みると少し離れたところにパーシーみたいに体の大きなパーシーに良く似たパピヨンを連れた人が。

二人で暫しそのパピヨンを眺めて少し嬉しい気持ちで車に乗りました。

昼から旦那が仕事なので、急いで昼ごはんを食べないとならなくなり、もうとりあえずの『すきや』に入る(笑)
遺骨を車に置いておきたくなく、すきやに持って入り(笑)カウンターの隅に置いて牛丼食べました(笑)
パーシーの使っていた食卓に乗せてみました(笑)写真立てもまだ用意してません。

綺麗なお花を沢山いただきました。
気持ちの弱っている時に、さっと行動してくれる人達に感謝です。本当に気持ちが慰められます。季節柄もありますが、パーシーはひまわりのイメージみたいですね(笑)確かにいつも明るく笑顔やったからね。


亡くなった時は悲しい中にも、もう苦しくないなって言う安堵感もあったのですが、日がたつにつれて色んな後悔の気持ちが強くなって、時おりどうしようもなく涙が出てしまいます。まだ楽しかった頃を思い出すより、最後の瞬間とか最後の数日間の苦しそうな姿ばかり思い出してしまいます。辛いです。

お家を知っている犬友達を少しずつ訪問して、挨拶とお礼をしてます。みんな泣いてくれる人ばかり。自分の前のペットちゃんの最期を語ってくれたり、どう気持ちを落ち着けたか教えてくれたり。同じ気持ちの人と話すだけで癒されます。ありがたい。


まだパーシーのいない生活に慣れてない(笑)
ふと、散歩に行かないと…と頭に浮かんだり、いつもパーシーのいた場所をつい確認してしまったり。わかっているのに体がその様に動いてしまう。そりゃそうよね。パーシーが我が家に来てから12年半もそんな生活やったんやもん。

良く死んだペットの気配がする、足音がするって言うのを聞くけど、残念ながら私は全くそれはなく(笑)気配ゼロ。無音ですわ(笑)夢にも出てこない。でもそれで良いのかもね。

気配は出さないワン。