橋本駅前の商店街通りを歩き、

分岐する道で左の道を行ったのですが、

 

右側の道の方は、

道に挟まれた存在感のある家が

珍しかったです。

 

道の突き当りに見えていた建物は、

小林家住宅主屋で、

国登録有形文化財の建物でした。

 

入母屋造の主屋は、江戸時代末期のもので、

橋本市に残る数少ない町屋です。

犬矢来(いぬやらい)が京都の町屋の雰囲気ですねニコニコ

 

私有物につき、普段の建物内見学は行っていないそうです。悲しい

 

「暑い暑い」と言いながら、

夫が先ゆく後を歩いて行きました。

小林家住宅の土塀が続いています。

 

 

鎌倉大将軍社にやってきました。

 

詳しいことはよく分からないけれど、

あとで観光案内所でいただいた観光マップには、

こちらの神社も載っていましたニコニコ

 

 

そしてその隣に

延命地蔵がありました。

 

 

地蔵菩薩、不動明王、文殊菩薩がお祀りされているようです。

 

お堂の前に1基の石灯篭がありました。

 

「元浄泉寺塩市の灯篭」です。(橋本市指定文化財)

 

橋本市の塩市は、

天正15年(1587)に、

応其上人(おうごしょうにん)が橋本町を開き、

豊臣秀吉に願い出て、永代諸役免除と塩市の特権が

与えられたことに始まります。

 

 

この石灯篭は、古佐田の元浄泉寺地蔵前に、

正徳5年(1715)に建立されました。

 

橋本町塩市仲間と書かれていることから、

旧橋本町が旧橋本町が、

紀の川中流の塩市として栄えた

当時を偲ぶものとなっています。

 

そろそろランチの予約をしていた時間になったのと、

この暑さでバテてきていたので、

残りの行きたかったところは

次回に持ち越しとなりました。

 

戻り際、近くから讃美歌が聞こえてきたのですが、

そこの教会も有名な場所のようでした。