丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)の

禊川に架かる赤い禊橋を渡り、

中鳥居をくぐって参道を進みました。

 

熊野三山や高野山の方が有名過ぎるので、

どちらかと言えば認知度が低い神社だと思うのですが・・・

 

本殿、楼門および境内が

ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の

一部として登録されている神社です。

 

昔に比べて道は随分良くなったそうですが、

辺鄙な場所なのに、世界遺産ということもあり、

人が途切れることがないような感じで

参拝に来られていました。

 

人がいなくなった瞬間にパチリカメラ星

 

手を清めますニコニコ

 

授与所の建物内に、七五三の衣装が展示されていました。

これから七五三まいりの姿も見られそうですねニコニコ

 

衣装のそばに、白と黒の2匹の犬のぬいぐるみがニコニコ

かわいいピンクハート

 

なぜ白と黒の犬が置かれているのか。

ご存じ無い方もいられると思うので・・・

 

弘法大師 空海は、

こちらの神社から社地を借受けて

高野山を開山しました。

 

丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)の御子、

高野御子大神(たかのみこのおおかみ)が、

白と黒の犬を連れた狩人に変身して

空海を高野山に導いたという伝説があります。

 

犬のおみくじもあります。

(金は戌年限定でした)

 

楼門下の花手水が

バラの花が華やかできれいで

ゴージャスな雰囲気でしたニコニコ

 

楼門は1499年の室町時代建立。

入母屋造り檜皮葺

室町中期の三間一戸の代表的な楼門形式とありました。

(国指定重要文化財)

 

楼門から中へは一般では入れないので、

賽銭箱前からお詣りしました。

 

逆光になるので、撮影が難しいです泣き笑い

 

重厚で風格のある楼門です。

 

本殿は室町時代に再建されたもの。

 

屋根は檜皮葺

一間社春日造では、国内最大級の規模を誇るそうです。

(国指定重要文化財)

 

御祭神です。

 

・にうつひめのおおかみ

不老長寿、農業、養蚕、織物の守り神

諸々の災いを祓い退け、一切のものを守り育てる女神

 

・たかのみこのおおかみ

人生の幸福への導きの神

 

・おおげつひめのおおかみ

あらゆる食物に関する守り神、食べ物を司る神

 

・いちきしまひめのおおかみ

財運と芸能の神、七福神の弁天さま

 

・ぎょうしょうしょうにん

鎌倉時代、気比神宮から大食都比売大神を、

厳島神社から市杵島比売大神を勧請。

神社の発展に尽くした真言宗の僧侶

 

入口にある説明板のイラストマップで、

社殿の並びが分かりやすいですねニコニコ

 

そして楼門が拝殿と思っていたのですが、

別なのがわかる・・・。

 

境内社には、佐波神社(さわじんじゃ)があります。

 

明治時代に上天野地区の

諸社を合わせてお祀りされていました。

 

つづきますニコニコ