私はプロレスや格闘技観戦の際、過去の経験からリングサイド、所謂アリーナ席は好まない。
確かにリングが近く迫力はあるが、リングに対して角度がなくグラウンドの攻防などが観づらく、コーナーポストも視界を妨げる。
私は昔、何度か後楽園ホールのリングサイド席を取った事があるが、その内の2回は柴田勝頼が新日本プロレス退団後に在籍し、あっという間に潰れた伝説の団体ビッグマウス ラウド。
格闘ログ 9・11BIG MOUTH LOUD旗揚げ戦、後楽園ホール速報観戦記まとめ
ここは、団体のホームページよりチケットを申し込むとかなり良い席を用意してくれ、この日送られて来たのは、前から2列目と一般人ではなかなか取れないような好条件。
オマケに、目の前の1列目2席は招待客なのか? 前半誰も座っていないという状況に大迫力を満喫しながらも、やはり 上記のようにグラウンドの攻防が見づらいな? という不満を感じていると、前半戦終了後、前の2席に前田日明と船木誠勝が座るというサプライズ。これには、上井さんありがとう‼ と涙するも、やはり前田の巨体に前方の視界はかなり遮られる。
そして2度目は、テレビ 解説席の真後ろでその日の解説者は高山善廣。(;TДT)
そんな過去の経験をふまえプロレス観戦には、少し段差のある1階席などを好んで取るようにしていたのだが、今回は安生引退試合という事もあり、興奮した私は過去の失敗も顧みず、1万円も払いリングサイド席を取ってしまった。
RS席 南側 B列9番
アリーナでは無いが1階席の2列目と、かなり前の方、さて自分の席は何処だろう? 何故か自分の席の辺りは空きが無さそう?
( -_・)??
まさか自分の席は、両脇に130㎏級のサラリーマンが配置された真ん中の席?
この巨漢の2人は友達じゃないのか?
席が離れてるって事は赤の他人?
まったくの偶然で、こんな
そして、あの間に俺の体は入るのか?
(;TДT)
1万も払ったあげく空気椅子状態、半ケツで座る席はやはり、グラウンドの攻防が観づらい。
そして何よりも、1度挟まれるとまったく身動きが取れない。
そしてこの板挟みが、後半あのような悲劇を生むとは、この時点では考えてもいなかった。
( ̄▽ ̄;)