”飛ぶぞ！” 飛ぶぞ！ いや、本当に飛ぶのか？

 KAMINOGE 100号記念号

ILLUSTRATION 五木田智央の『画画画報』 ─ 002
INTERVIEW 『 迷わずゆけば、その道の門番!!』（飯島学） ─ 004
COLUMN プチ鹿島 『俺の人生にも、一度くらい幸せなコラムがあってもいい。』 ─ 008
INTERVIEW
柴田勝頼 ─ 010
COLUMN バッファロー吾郎A『きむコロ列伝!!』 ─ 040
HENTAI ZADANKAI
玉袋筋太郎「アントニオ猪木・変態座談会」 ─

兵庫慎司『プロレスとまったく関係なくはない話』 ─ 148
中邑画伯のぬりえコーナー ─ 151
NONFICTION 『 TARZAN BY TARZAN』 ─ 154
COMIC 古泉智浩 『仮面サンクス』 ─ 166
COLUMN ビーバップみのる『もじゃもじゃタランティーノ』 ─ 170
INTERVIEW
マッスル坂井 ─ 172
『KAMINOGE』100お祝いコメント集 ─ 042／070／102／132／152

2011年末に創刊以来100回目の発行を記念して、次回100号のシリアルナンバー入り上製本を、100冊のみweb限定発売いたします。

〜中略〜

100号記念「限定版」は100冊だけになりますので是非お申込みください！

 コレな！

 『限定100冊って、こりゃ〜時間勝負だな！』

 2020.3.20 出勤前のトイレタイムに偶然コレを発見した私はケツヲフクノモワスレ便所から飛び出し、慌ててクレジットカードを探して申し込み手続きを断行した。

『危なかった、先着順ってことだから100冊なんてあっという間だろう？ あのタイミングで俺の目に飛び込んで来たのは天啓を得たとしか思えんな』

 アレから２日、恐らくプラチナチケット化しているであろう予約権を手に入れた私は、選ばれし者の光悦と不安を胸にもう一度サイトを覗いてみる…

 エッ！ まだ予約受け付けてんじゃん？

 いつからだろう？

 柴田勝頼の姿をKAMINOGEの誌面で見掛けなくなったのは…

 勝頼が新日本プロレスの所属になる前は頻繁に誌面に登場し、オリジナルTシャツもペールワンズから出していたと思うし、私が初めてKAMINOGEを手にしたのも、柴田勝頼の表紙が切っ掛けだった。

 いつの間にかにKAMINOGEの誌面から柴田勝頼の姿が消えて随分と経つが、編集長の井上崇宏氏とグッズ関連の利権絡みで揉め、２人の仲が疎遠になってしまったなどという噂もあり、以来KAMINOGEの購読をやめてしまったという熱心な勝頼ファンもいたほどだが、100号の区切りに関係を修復したのだろうか？

 もうね、久しぶりに柴田勝頼が表紙になるってだけでテンション上がりまくりでポチッとしたんだけど、冷静に考えてみれば、通常1000円（1.120円）で売ってる本が3000円って？

 実はコレ、表紙がアニメの絵みたいなライトノベル系のオタク向けの本によくある手法で、通常版が1000円、ハードカバーの特装本に申し訳程度の小冊子を付録に付けて1500円、さらに訳の分からんDVD付きで2000円みたいに、色々と付加価値を付けることでオタク心を刺激して財布の紐を緩めよう（あわよくば通常版、特装版、DVD版全部買わせる）って作戦なんだけど、ま〜プロレスオタクにもこの手法が通じるのか？

 だって幾ら日本人が限定発売に弱いったって、ＨＰ見る限り、シリアルナンバー入り上製本って…

 アンタ、数字振ってハードカバーくっ付けただけの同じ内容の本が３倍の値段で売れるって、そんな錬金術みたいな話が有りますか？

 DVD付けます。とか、柴田勝頼特別インタビュー小冊子付けます。とか、一切謳ってませんよね？ 

 いやね、もう注文しちゃったから、今更取り消したい。とか、ケチな話をしてる訳じゃ〜無いんですよ。

 でもね、３倍の値段を取るだけの付加価値が本当に有るのか？ 

 通常版といったい何処が違うのか？

 これはね、発売日になったら通常版も購入して読み比べてみたいと思いますよ！