東スポ プロレス大賞を思考 其の① MVPについて | まつすぐな道でさみしい (改)

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 東スポのプロレス大賞が発表されましたね。

 そうです! 

 お察しの通り、今回は数字を拾いに行ってますので、流行り物をいち早く、Twitterのコメントを貼り付けながらサクッと流して行きますので、知らん人には触れません。



 まずは、MVP受賞のこの人です。

 この選出には賛同の声と異論反論色々入り混じって色々有ると思いますが、自分の見解としてはこうなります。



 私が内藤哲也ファンでは無いので偏見があるのかも知れませんが、正直この人が年間を通してそれほど活躍したというイメージは無いんですよね。

 

 ベストバウトの選考でも投票直前で滑り込んで来たヒロムvs.デスペを抑え、やはりあの試合が対抗馬として上がり、1次投票では6対6の同点で決選投票に持ち込むも、決選投票で8対9の僅差で惜しくも敗れている。





 1.5の内藤哲也の試合は試合後の演出も含めて物凄くインパクトのある試合だったので、ベストバウトに関しては文句は言えない結果だとは思うのだが、その後の活躍も含めて考えればMVPに関しては潮崎豪に取らせるべきでは? という異論が噴出するのも仕方ないと思うが…

 結果的にはこういうことなのだ。


 これは三沢光晴が存命中のNOAHに新日以上の勢いがあった時代から言われていることだが、NOAHがいくら凄い試合をして客を呼んだとしても、出版社を含め水道橋界隈のプロレス村には全く金が落ちて来ないし、全てはNOAHとNOAHヲタの中で完結してしまうので、その他の村民が潤うことはないし、NOAHヲタ以外には全く届かないのだ。
 
 私のような常に浅い所でしかプロレスを見ていないビジターはともかくとして、毎日Twitter上で熱くプロレスを語る駒芝さんでさえ、NOAHヲタの熱い呟きを聴きながら、ふ〜ん大したもんだね〜スゲーよな〜 と、適当に話を合わせているだけで、実際にはあの試合以外は見てもいないというのが現状なのだ。


 そのように考えれば、いくら『本当に凄い試合をやっているのは潮崎なのに新日本に忖度してMVPを取らせない』と騒いだ所で、より多くの人々に情報を伝えることを使命とするマスメディアが、年間を通して1番多くのファンに感動を届けたレスラーとして内藤哲也を選出するのは至極当然な結果だと言えるだろう。

 なんと言っても彼は1.5東京ドームの3万人の観客の前でオカダ・カズチカとの素晴らしい攻防を大逆転で制し史上初の2冠王に輝いた上、KENTAに襲われると言う逆転に次ぐ逆転の展開でオカダ、内藤ファンのみならず、アンチ内藤やバレットクラブファンまで満足させて帰路に着かせるという離れ業をやってのけたのだ。

1.5東京ドーム


 ま〜長々と講釈を垂れて来たが、いくら語った所でNOAHヲタは『本当は潮崎豪がMVPに相応しいのに〜! 差別だ〜! 新日に対する忖度だ〜!』と叫び続けるのは目に見えているので、MVPの話はこの辺でヤメにして、話が出たついでに年間ベストバウトについて考えてみたい。

 まず、2020年のベストバウトに輝いた1.5東京ドームのオカダ・カズチカvs.内藤哲也と決選投票にまで持ち込んだ潮崎豪vs.藤田和之の一戦だが、この2つの試合は同じ2020年に行われた試合ということは間違い無いのだが、これはまったく別の時代に行われた試合だとも言える。

 この2試合を考えると…


 って語ろうと思ったけど、なんだか長くなっちゃったから、続きは次回にしよう!