8月24日 18:56
東京都 港区 赤坂
くいどころバー箸○(はしまる)
おでん6種盛定食 1,000円
真夏だってのに冷え切った身体に、熱々のおでんの温かさが身に染みるという珍現象。
同日 15:40
『おかしいな…この辺の筈なんだけどな?』
丸ノ内線 赤坂見附駅(駅前では中邑真輔と後藤洋央紀の同期2人が出迎えてくれます)から徒歩5分。
ここで注意しなきゃいけないのが、こっちはサウナ・リゾートオリエンタルを探してるんだけど、このお店ってのがセンチュリオンホテルの2階にあるってことなので、実際に行ってみようという方はご注意下さい。
センチュリオンホテルのフロントで恐る恐る尋ねると、右奥のエレベーターを上がって2階に受付があるとのことで進んでみると、確かにエレベーター前にポスターが貼ってありました。
2階エレベーターを降りてすぐにフロントがあったのですが、受付でチケットを購入していると、いきなり奥からフリチンのおっさんが歩いてくるという衝撃の展開に、思わず逃げ出してしまいそうに😭
これはフロントを挟んで向かって左奥にロッカールーム、右側に浴室と、一本の廊下で繋がっている構造のため、風呂上がりのオッサンがフロントの前を通り過ぎてロッカーに向かうという導線になってるようで、浴室では気にならないのに、こちらが服を着ているときにフリチンのおっさんと遭遇すると無茶苦茶ビビリますね。
郊外の温泉施設しか行ったことのない私からすると、都会の隠れ家的コンパクト設計に、初っ端から面喰らってしまいました。
ロッカールームは無茶苦茶狭かったものの、その奥にある休憩スペースは結構広かったですね。
肝心の浴室の方ですが、洗体スペースはスタンディングの個室シャワーに内湯、ジェットバス、100℃越えのフィンランドサウナ、15℃水風呂、公称9℃のシルキー水風呂となっていますが、この日の水温は11.5℃でした。
肝心のサウナの方ですが、100℃越えの割にはカラッとしている分非常に過ごしやすいのですが、16時から1時間おきに行われるロウリュウタイムには火傷しちゃうんじゃないかと思うほどの高温で蒸しあげられ、アウフグースの際にはあまりの暑さに途中で逃げ出す人も居たほどでしたが、皆んな俯いて熱波耐えているなか、私一人だけ両手を上げてアホみたいに灼熱の熱波を受けておりました。
ここはデカイ団扇で仰ぐタイプアウフグースだったのですが、
3時間コースで入ったので16.17.18時と、3回のロウリュウサービスを受けられ3回とも別の熱波師の方だったのですが、2回め担当のお兄ちゃんが『私、先日サウナの名店北欧に行ってまいりました。まだ入って1ヶ月ですが、勉強してより良いサービスを提供したいと思います!』と語り始めたのですが、北欧といえばドラマ・サ道の舞台になってるサウナやん! やっぱり有名店なんやね☺️
なんて感心しておりますと、すかさず常連客達から『北欧はロウリュウが予約制だから、面倒臭くて尻込みしちゃうんだよね!』や『あの頭の上でタオルをクルクル回すのとか、アレ単なるパフォーマンスだから真似しなくても良いよ!』なんてコメントが返ってくる辺りに、やっぱりこんな平日の昼間っから都心のサウナに居るような人は、とんでもねぇマニアなんだなと感心しきりでたじろいてしまいました。
このオリエンタルのアウフグースはデカイ団扇で、北欧の方はタオルで仰ぐスタイルらしいのですが、確かにタオルの方がパフォーマンス的には映えそうではありますが、団扇の方が効率良く熱波を送れそうですし、甲乙付け難いものがありますし、機会があれば一度北欧にも足を運んでみたいと思います。
そしてオリエンタル赤坂最大の売りというか、私がここを訪れた理由であるシングルの水風呂ですが、厳密にいうとこの日の水温は11.5℃とシングルでは有りませんでした。
それが理由なのか? この水風呂には余り人が入ってないんですよね。
サウナルームの目の前にある15℃の水風呂には、狭いながらも常に人の姿が見えるにも関わらず、あまりにも人気の無いシングル風呂ですが、入ってみてようやくその理由が分かりました。
このお風呂、あまりにも冷た過ぎてゆっくり寛いでいられないので、人が入ってもすぐに出ちゃうんですよ!
普段スパジャポの15℃のチン痛炭酸泉で5分くらい寛ぐ私でさえ、30秒も持たずにギブアップという非常事態で、チン痛どころか私の息子が凍死してしまうのでは? という生命の危機を感じる冷たさと言いますか、玉袋が梅干しのように縮み上がり、血流の少ない手足の先が壊死してしまいそうで、水面から手と足の先だけ水面から浮かすとい奥義を駆使てようやく1分くらい楽しめるという究極の水風呂でした!
温度差100℃の熱波と水風呂の落差は、本当に気絶しそうなほどの快感をもたらせて頂き、是非また訪れたいと思うサウナ体験でした。
今回のサ飯はホテルの1階にサウナグッズも扱うサ飯ズムというレストランがあり、とても素敵な雰囲気のお店だったのですが、激辛が苦手な私は他のメニューも検討したのですが、何となくこの日の気分ではなく今回は外飯にすることにしました。
ホテルから2.3分歩いたところで看板が目に飛び込んで来たのが、くいどころバー箸○
店名の通り本来は飲み屋として商売をしているようですが、時節柄名物の京風おでんなどの定食を提供して凌いでいるようで、本来おでんとは日本酒というイメージでしたが、熱々のお出汁をスープ代わりに食べ進めると白米にもよく合い、水風呂で冷え切った身体に心地良く染み渡りました。