英語のお好きな方ならば御存じでしょうが、増え続ける海外からの観光客に対応する為に、政府(内閣府)は特例で地域限定の通訳案内士制度を設けています。


 難関な国家試験である通訳案内士試験とは別に、ある程度の語学力のある人たちに地域を限定して有償の通訳案内士として認定しようというものです。


 現在、実際に活動しているのは和歌山県や沖縄県などのようですが、それぞれの募集要項を見ますと、英検ならば準1級以上の語学力(1級ならば問題なく)が必要です。国家試験と同じ内容の試験をする自治体もあり、これ自体なかなか難関なようです。


 もちろん、英語での面接試験や人物評価もあります。


 ただし、歴史、地理、一般常識などの試験は、その地方独自の内容の試験になるようですが・・・・


 先日、ここ金沢市がその特区に指定されました。昨年の北陸新幹線開業に伴ない、外国人の宿泊数が3割増し(25万6千人)に増えています。欧米からの観光客も増加しており、英語を話す人材の育成が急務だそうです。


 4年後の東京オリンピックまでには40万人の目標を立てているようです。


 今後、市で25時間ほどの独自の研修制度を定めて人材育成した後、観光協会に登録し、現場に派遣されるそうです。


 実は私、歴史の他に英語が大好きです。若い時に見習いに入った大阪のステーキハウスのお客さんが大部分外人の方でした。いきなり、英会話の必要にせまられたのです。


 それで英語の魅力に目覚めて、独学で何とか日常会話を身に付けました。もちろんネーティブには及びませんが・・・・


 今から26年前(39歳の時)の英検2級に合格した時は、本当に嬉しいと思いました。その後、準1級に挑戦しましたが不合格でした・・・甘くはありませんでした(笑)


 しかし、今回のこの制度でまた学習意欲に火が着きました。


 古い2級の資格など役に立ちませんので早速勉強をし直します。


 ヒアリングの勉強は、テレビ映画「24」を字幕無しで観る事にしました。不真面目でしょうか・・・(笑)


 目標は、来年中に準1級に合格して、この市の制度に加えて頂き、ぜひ金沢城で先祖の事を英語で説明したいと思っています。


 それまで体力と気力、記憶力が保つか心配ですが・・・・(笑)