金曜日の仕事帰り男鹿磯に向かった僕はポイントで前日より随分上がった波を見て




「これ行けるのか?」



少し不安になる



明るい時間なら高い波が来ても身構える事が出来るけど暗闇から急に轟音と共に高波が来るのは怖すぎる




「危険と思ったらすぐにやめよう」



そう思いながらキャストを開始



数投目



強い向かい風に何をやってるのかよく分からないけど回収しようと早巻きを開始したバーティスR140sが引ったくられる



足元で食ったので、回収の勢いのまま一気に抜き上げたら、パワーを持て余したシーバスは岩の上で暴れ回りウロコが飛び散る


痛々しい姿に少し心が痛む




暫くしてから同じ様に回収間際で

こんな波が高い時は魚の活性も高いのかガッツリ持って行ってくれる



何回、頭から波を被ったのだろう

帽子から滴る海水を感じながら



「こんな夜の高波でやるなんて俺馬鹿なんじゃない?」


少し気付き始める






その後も数回頭から海水を被ったら


「これ俺馬鹿だな!」


やっと気付いて終了しました。






土曜日の休日出動が終わった後は真っ直ぐお家に帰り日曜日の朝早くからの出港に備える



ラストティップランに続く