サクラマス釣りを始めて今年で5年目
1年目は1本
2年目は2本
3年目は7本
4年目は8本
と順調に数を伸ばしていたので自分でも少しは上手になった来ているのかな?と思っていた
ところが今年は解禁日にボーズを喰らってからもノーバイトが続き、やっと食って来たサクラマスはバラす始末…
「下手過ぎる」
回数にして7回連続ボーズが続いてチャンスも少なくなってきた8回目
明るくなり始めた頃からスタートし場所移動を繰り返し8時を過ぎた頃にも反応は無いので
去年良い思いをした場所に更に移動しキャストをしようと足場を確認している時
ギラリと足元の本流から飛びだし小魚を追いかけてきた魚
「いる!」
何の魚かは見えなかったけど今時期いるデカいフィッシュイーターはサクラマスだと思われる
魚が居るのは足元から数メートル、ピックアップ寸前で食って来た魚にビックリ合わせをしたのではバラすのは目に見えている
サクラマスの引ったくる様な当たりに常に身構え頭の中は食った瞬間をイメージながらキャストする
1投目
「…」
2投目
「…」
3投目、足元付近まで巻いて来たルアーに
「ゴンゴンっ!」
来るのが分かっていたのですかさず死ぬ程フッキングをかます
ゴンゴン頭を振りながら本流に乗り潜ろうとする魚にドラグを出され一気に下流の障害物の方へ走られる
「デカい」
障害物に擦られない様にドラグを締め込み強引に浮かせられたデカい魚は今度はローリングをし身体にラインを巻き付ける
こんな時の為にリーダーは32ポンドのフロロカーボン、そんな簡単には切れないとは思っていたけどズリズリした感触がロッドから伝わるのでとても気持ちが悪い
「切れるなよー」
そう心で思いながらも無事ネットイン
安堵している頃にビタンビタン暴れるサクラマスに