今月は、現在株式会社CroisのCEOで、学生団体JIMOTO.Linkの活動を支えながら、“地域”を通じて人々の幸せに貢献することを目指している、遠藤翔太さんにお話をお聞きしています。世界中のいろいろな人と触れたいという思いから、高校3年生から海外を意識するようになった遠藤さん。海外の中でも実はヨーロッパに興味があり、東南アジアと出会ったのは、本当に大学でのめぐりあわせだったそうです。何をするにしても、誰もしていないことをやりたい、誰も知らないことを知りたい、という遠藤さん。今週は、そんな遠藤さん自身が考える団体のこれからについて、JIMOTO.LinkやCroisの理念で、受け継がれてほしい思いについて、聞いていきます。

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(もっち) そろそろインタビューも後半になってくるんですが、遠藤さんは今年の4月から社会人ということで、今代表をされている株式会社Crois、そしてその中のJIMOTO.Linkを、どんなふうに盛り上げていこうとお考えですか?


(遠藤) 僕自身、4月以降も団体のサポートをしていくつもりですが、いつまでも僕が最前線でいるわけにはいかなくて、どんどん後輩に引き継いでいきたいですね。代表の立場も退いて、どんどん後輩に引き継いでいるところなので、大学のサークルのように受け継がれていけるような形が理想だなと思っています。


(もっち) 特に遠藤さん自身が学生のときに経験されていた学生団体というのが、どんどん引き継ぐ文化があったからこそ、遠藤さん自身も自分の団体が引き継がれていきたい、という想いがあるんですね。


(遠藤) めっちゃ幸せなことだと思うんです。自分が立ち上げたものが、10年後とかに、所属している自分の顔も知らない今中学生くらいの子たちが、自分の想いとかを受け継いでくれること、それほど幸せなことはないなと思っています。だから、継承していってほしいですね。


(もっち) JIMOTO.Linkがこれから引き継いでいってほしい、脈々と受け継がれてほしいという想いはありますか?


(遠藤) 僕は本当に、カナダでの経験から、グローバル化の原点は「自分の国を理解する」なんですよね。そこだけはブラしてほしくない。今、JIMOTO.Linkの活動でも、結構海外の同世代から、「日本の地域を知りたい」と連絡もあったりするんです。僕らも去年活動でサンフランシスコに行ったりもしました。どんどんグローバルな団体になっていく中で、「自分の国への理解」はブラしてほしくないなと思っていますね


(もっち) どんどん海外に出ていくためには、自分たちがどういうものか、はっきりさせることを大事にしてほしい、ということなんですね。


(遠藤) じゃないと、僕がやってきた意味がない。


(もっち) 変わっていってしまったら悲しいですよね。



(アメリカ・サンフランシスコでのJ-POP SUMMITにJIMOTO.Linkの皆さんも参加)


(もっち) いま、お聞きしたのは、JIMOTO.Linkが今後どうなってほしいか、についてでした。遠藤さん自身はこれから社会人ですが、どんなことをお考えですか?


(遠藤) 僕は大学に入ったころから、政治に興味があって。

やっぱり日本って、いま暗いニュースが多いと思うんです。そういうのをたくさん見ていく中で、自分がそこを解決して貢献していきたいなと思うようになったんです。

「自分だったらどう貢献できるかな?」を考えて行きついたところに政治家が浮かんだんです。自分が政策を作ることで、人を幸せにできるんじゃないかな、って。これからは政治に取り組めたらなと思います。


(もっち) 大学での活動と関係がなさそうですが、遠藤さん自身は「政治」を一つ大きなテーマとして持っているのですね。


(遠藤) 僕は日本という国が好きです。海外に行ってもやっぱり日本が好きなので、その日本っていう国が、いまどんどん人口も減っていますけど、衰退していくのはイヤだという気持ちがすごくあります。これから成長していくのが理想ですし、衰退していくのであれば、それを助けられる仕事をしたいです。


(もっち) 学生の頃から「地元」「地域」を考えてこられた遠藤さんですが、よく政治の中でも「地方創生」「まちづくり」という言葉をよく耳にするようになりました。遠藤さん自身は、地域を作ることや「地方創生」について、どういうことが大事だと思いますか?


(遠藤) これは本当に究極のテーマだと思うんですが、いま多いのが、地域を良くするために外から入ってきた人たちが、外からの目線だけで地域を作ってしまっていることで、今でもまだ多いなと思うんです。


(もっち) 地域に入っていくものの視点ですね。


(遠藤) 日本の自治体っていろんな自治体があって、しきたりがあります。地域によっては稲作文化が昔から根強く残っているところとか。

そういう地域の人たちの想いが無視される地方創生は、僕は地方創生ではないと思っています。

地域の人の気持ちが尊重されたなかで、お互いにwin-winの関係が築けて、地域を活性化していけたらいいなと思いますね。


(最終回に続く)


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