私の働く会社は、町の不動産屋で中小企業になりますので、いきなりの社長面接です!

人事とかそんなかっこいい役職はありません。




そう言えば、面接の日時の連絡も社長からありました。






前回のお話で、社員の様子で若干、面食らったのですが、社長は、物腰がやわらかく、誠実そうな印象でした。






給与体系は、固定+歩合ですが、いくらぐらいの売上で、いくらぐらい稼げるという話がほとんどでした。

条件面で、他社の多くよりもかなりよかったため、面接に行くまでは、心配な部分も大きかったのですが、心配が杞憂に終わると、何が何でも稼ぎたいという気持ちが強くなりました。






というのも、なんとなく人生設計を将来まで考えると、このままだと、一生涯の収支が、

収入<支出


になってしまうのではないかという心配が強く、昇給、ボーナス、出世、退職金、年金等、将来を心配せざるを得ない諸問題と現状の年収のままでは、まずいという危機感からやりたい仕事とかきれいごとよりも、とにかく、ある程度、不自由なく暮らせるだけの金を稼ぎたい!




そのための業種・職種は何かと考えていました。

大手の会社で、高収入かつ安定も魅力的でしたが、入社することやそこからのそのポジションにつくまでの大変さから、難しいのではと思いました。




それなら、不安定な職種でも、やったらやっただけ稼げる仕事でやるしか今の自分には道がないと思っていました。




正解かどうかはわかりませんが、その答えの一つが、私にとっては、「不動産」だったのです。






もう何年も前の話ですが、今となっては、この時の選択は、自分にとっては、よかったと思います。






面接では、必死に自己アピールをしました。





その数日後、










社長から電話があり、入社することとなりました。