ablindspotのブログ
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

西元町の「ぼんてん」の親父の唄

 

 

挨拶は割愛させていただきます。

 

ブログだってひさしぶりだし

時間は限られているから清書はしませんので

文法のミスはお許しください。

 

どうしても書きたいことがありまして

こうしてキーボードをたたいております。

 

 

この年齢(42)になりますと20代から通っていた店が

無くなることが多くなります。

 

友人たちとご飯が食べられる店

つまりテーブルの店は抜きにして

カウンターのみかつ、一人親方の店がどんどん少なくなります。

 

 

40歳のご主人の店に20年通っていたらご主人は60歳になり

50歳のご主人の店に20年通っていたらご主人は70歳になる

 

そして気づけば引退している

 

 

一概には言えませんが

一人で回しているお店というのは

従業員のやりくりにつかれて拡大路線からドロップアウトしてる店が多くって

つまり歳をある程度重ねてリスタートするケースが多くって

 

だからこそ自由気ままに やりたいようにやりつつも

人生の経験値が高いからこそトークも面白くって根強いファンがいるお店が多い

 

もちろん親方だって十人十色で客だって十人十色だから

波長のあうあわないがある。

 

だからその波長が合致する店を探すのは簡単に言えば10×10で100軒に一軒という割合で

しかもそこに年月がかさなってくると 

 

たまたま親方の機嫌が悪い日に行ってしまって

たまたま自分のリズムが悪い日に行ってしまって

 

なんかフィーリングが合わなくって

 

 

「もう二度と行かない」

 

なんてことは往々にしてある

だから100軒に年月をかけると1000軒に一軒ぐらいしか

気持ちのいい店がなくって そんな店を継続して出入りできることは もはや奇跡に近い

 

点と点がつながり線になり

線と線がつながり面となり 面と面がつながる(スタッフ 清潔感 味 値段 BGM 愛想 もろもろ)

 

それらの立体が飲食店の評価になるんだけど

 

一人親方は親方のみ

その一点のみで勝負する

 

味が美味しいのは大前提で

あるのは大将の人間性のみ

 

幾層に重なるハーモニーなんてない。

 

 

そんな前置き

 

 

彼はギター一本の代わりに餃子一本

ときどき競馬新聞と赤鉛筆

 

まるで僕が敬愛するスナフキンのようだった

 

 

店前を通っては時折缶コーヒーを差し入れ

二言、三言言葉を交わした

 

 

食べにいけば

必ず痛風の話に馬の話に女の話

どーでもいい話

 

いつも酔っぱらってて

いつも勝手に店を閉めていて

いつもなじみの客とちょけていて

いつも同じネタを話していた

 

 

 

今日 ひさしぶりに顔を出して挨拶しようと思ったら

蛍光灯が薄暗さを強調していたおの店内は真っ暗だった

 

「げ 休みか」

 

ガラス扉には張り紙が一枚

 

「げ 閉店?」

 

店外の出窓のサッシにはスーパードライの空き缶が無造作に置かれている

 

その缶には付箋が貼りついており お疲れさまでしたの労りのセリフ

 

「げ つーと?」

 

サッシの下には数々のお花

 

「なんと まさか」

 

 

出前のため店から出てきたうどん屋のおっさんに

 

土屋さんのことを聞いた。

 

 

 

亡くなったよ 10日前 熱中症で

 

「まじか」

 

 

 

僕は土屋さんが熱中症が原因で亡くなったことに

少し笑ってしまった。

 

らしいといえばらしい

中島らもが酔っぱらって階段から落ちて死んだなみに「らしい」

 

 

よかった。

 

天真爛漫なあの人が

変な言い方だけどぽっくりに近い死を迎えたことは

なんかハッピーな感じがしなくもない

 

しかも熱中症

 

ネガティブだけどポジティブな病名での亡くなりかただ。

全てに熱中していたあなたらしい

 

 

 

ありがとうございました。

 

あなたが関東大震災の支援金集めで「もってけドロボー」と惜しみなく協力してくれたこと

 

ブラスポのブラインドアワードに協力してくれたこと

 

あなたのしょうもなさ 

 

あなたの笑顔、刹那

 

あなたの作った餃子の味は一生忘れません。

 

 

 

愚痴になりますが僕が愛した一人親方かつカウンターだけの店は全て無くなってしまいました。

 

 

 

「君のことなんてどーでもよい」と言うと思いますが残念でたまりません

 

 

心より冥福をお祈ります。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

土屋語録

 

①「仮に男は地球を制覇すればそれで満足する 女は決して満足しない、

 

 その次は月の制覇を求める、まるであそこはブラックホールや」

 

 

②「餃子が旨いなんて当たり前のことを言うてくれるな。

 

 君はプロ野球選手に『野球上手いね』なんて失礼なことを言うのか?」

 

 

③「金はなんとでもなる。無一文になっても明日から一生懸命働けばいい。

  

  だから騙されても騙されても女に俺は全てを費やす」

 

 

④「300万くれたら餃子の作り方教えたるで」

 

 

⑤俺 もてんねん

 

 

 

 

 

では

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボックスing

 

 

全然お客さんが来ないのでこうして粘ってる

 

 

恥ずかしいから来客数をひっくるめ詳細はかかないが

 

無人の野菜売り場にある箱を僕の代わりに置いていてもよさそうなほどである

 

 

働き盛りなのに 無機質な箱と変わらないなんて悲しすぎる

 

いな 箱のほうが斬新で僕より売り上げてくれるかもしれない。

 

 

なんて弱音も出てしまうが

 

エスキモーに氷を売る人間や

 

砂漠で砂を売る人間もいる

 

ドン・キホーテの創業者も最後5円しか現金がなかったというじゃないか

 

 

と考えてとりあえず遅くまで営業をしている

 

観光客は日中動かんしね

 

 

 

これってあんまり知恵つかってないのかなぁ

 

思いつつ

 

僕の代わりに箱を置くよりましだし

 

ドン・キホーテだって 商売が当たったきっかけは

 

夜半の営業だったわけじゃないか

 

24時間営業の歯医者さんだってあるし 朝五時までの散髪屋さんだってある

 

 

 

何?ニーズがない?

 

しるか

 

がんばろっと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食前のデザートはいかがでしょうか 食前酒はコーヒーでよろしいでしょうか 

 

前からお伝えしている通り

 

私は今 エクセルを勉強している(今井美樹のプライドのイントロ風で)

 

参考書もどんどんどん買って(ドンキ風のリズムで)

 

毎日毎日頑張っているが 関数とかじゃなくって

 

純粋に表が作りたいだけなのに どの参考書も

 

なんや円グラフとかデータのなんやら次の次の話を勉強するはめになる

 

 

そんなんは全く求めていない

 

ただ純粋に一行の中でセルを増やしたりとか 不動産の資料を作ったりとか(たくさん列があるのとかね)

 

 

そういう表のひな形の勉強をしたいだけなのに 

 

どの参考書もジャックと豆の木のようにページを読み進めるたびに二乗に進化していく

 

当事者が置いてけぼりじゃないか

 

前菜でなんでメインがでてくるどころかデザート&珈琲が出てくるのよ

 

 

そんな成長は求めてない

 

 僕はもやしのように (いや、もやしも成長が早いな)

 

もとい ぺらぺら漫画のようなコマ送りのレクチャーを求めてる。

 

 

ドラクエのレベル1から始めているのに

 

薄い薄い一冊(基礎編)でレベル20くらいになっちゃってて

 

うっすいうっすい2冊目(応用編)が終わるとレベル40くらいか

 

携帯の説明書並みに割愛具合がはんぱじゃない

 

 

二冊で4000円なり

 

 

こんなんで仕事出来たら世話ないよね

 

学習せずに中身を確認せずに「イチから始める」的なんを何冊も買う僕も悪いがね

 

イチからはじめてるんだから仕方ないじゃない

 

 

 

チーター的一日一歩

 

説明も技術も結局すべてが日進月歩だなぁ

 

50年以上前にアポロだしね

 

しゃーないわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>