なかむら家の宿題やろう大作戦。 | なかむら真朱の「About A Notebooker」

なかむら真朱の「About A Notebooker」

ノートブックのことばかり考えているひとについて。

本日、番外編。ノートも手帳も出てきません。

夏休み明けでダラダラしている2学期のはじめ。
ハニー殿ももれなく宿題やりたくない病にかかっております。
で、こうなったときなかむら家ではどうするか?という話を。
ちょっと長くなるので、興味がある方だけどうぞ。

ちなみにハニー殿は小3。それ以上の子に使えるかは未知の世界です。




まず前提として、「7つの習慣」の「信頼残高」の話をします。

これはドラえもんとかに例えると話しやすいです。
のび太はいつも宿題を忘れるので、
たまにキチンとしていても「のび太がちゃんとするわけがない」という評価。
対して出来杉くんが、もしも宿題を忘れるようなことあったら、
「何か深い事情が…」みたいになる。
さて、キミはどちらになりたい?というような話。

大抵の場合は、出来杉くんがいい!って言います。
もしくはしずかちゃんがいい!みたいな話になります。
しずかちゃんって言われたら、
しずかちゃんは宿題やってそう?やってなさそう?と聞くと、
やってそう。じゃぁ出来杉チームだよね?みたいな。



信頼残高が高いということは、少し失敗するようなことがあっても許してもらえるけれど
信頼されていないとどうだろう?
先生や友だちからは信頼されているとされていないどっちがいいと思う?
というかんじで話していって、宿題はやったほうがいいと思う?うん。
じゃぁどうやったら宿題がやれるかな?みたいな話に。

例えば、
宿題が終わるまでおやつ食べないとかTV見ないとか、
逆に○時になったら絶対始める!とか。
そういうのを話し合いながら、自分で決める。

ちなみに、うちは現在、
5時までは遊んで、その後ハハが夕食づくりをスタートするタイミングで
一緒にスタートして、競争だー!みたいなかんじです。



ただ、決まりを作ってもなかなか守れないものです。
(だって大人だってそうでしょ?)
そこで、ここからはテンションあげる大作戦です。

1)ゲーム感覚を取り入れる。
タイマーを利用する。
カウントアップかカウンドダウンかはその子に向いている方で。
ハニー殿は、カウントダウンの場合、間に合わないと思うと諦めてだらけるので×。
カウントアップで、「○分で出来たー♪」「おーえらいじゃんー!」みたいな方が効くタイプ。

あとは、今やっているやつ。
ごはん作りたくないハハ vs 宿題やりたくないハニー殿、
どっちが早く終わるか対決〜!みたいな。

2)いっしょに何かに取り組む。
算数のときは家計簿、国語のときはペン字の練習とか、何か似たことをやる。
この時間を利用して、資格取得の勉強をするとか。
あと、遅れてるからほぼ日やらせてっ!みたいなこともあります。

3)馬ニンジン。
宿題終わったら一緒にオヤツを食べよう〜!とか、ゲームしよう〜!とか、
子どもが一緒にやりたがっていることをやると約束して実行する。

時々はこれをミックスしたりもしつつ、やっているわけです。
競争に勝ったほうが、桃を一切れ味見できる♪とか。
(まぁ負けても、明日はがんばれよってあげるんだけど)



さらに、うちの子はものっすごいほめられてます。
1問解いてほめられたいアピールしてきたら、ほめます。
1文字書いてほめられたいアピールしてきたら、ほめます。
すごーい!えらーい!上手ー!かしこいー!やったね!さすがー!
とかずっと言ってることもあります。

ちょっと前までおっぱいのんでねんねしてただけの子が、
字が小さめの100ページ以上の本が読めたり、
消費税がある時代にひとりで買い物が出来るなんて!
すごいでしょ?えらいでしょ?かしこいでしょ?
そんな風に思い出せば、ほめるしかない!子どもは絶対すごい!

とはいえ、これだけやってもなかなかやれないこともあります。
でも大人もそんな日はあるから、まぁ自分のことは棚上げせずにほどほどにむかっ