何だか自分の中で時が止まってしまう。
そんな事ありませんか?
全米NLP協会認定
NLPコーチングプラクティショナー
ヨガインストラクター
印西市ゆるヨガ灯~acari~葵です。
お家でゆったりパーソナルヨガレッスン
「末期癌で手の施しようがありません。」
昨年のクリスマスにこの言葉を聞いてから何かが止まってしまい、気づけばもう2ヶ月もとっくに過ぎていました。
年が明けて1/15に父は誕生日を迎え、翌日1/16に他界しました。65歳でした。今日で四十九日を迎えます。
気性が荒くて、でも繊細で。
とても強くて、優しくて。
家族には上手く愛情表現できなかったけど、友達や同僚想いで情に厚い。
私と弟は、よそのお父さんと違う父に
「愛されていなかった」
「母と離婚してほしい」
「許せない」
そんな想いを大人になってもずっと抱えていました。
でも、そうじゃなかった。
私達はちゃんと愛されていたし、父には父の想いがあった。
不思議な事に、私と弟が同じタイミングで父を許せたのが昨年。
(私はコーチングがきっかけ。弟は周りの方のサポートがあり自然に)
「新年は家族で会うのが楽しみ」そんな事を弟が言った矢先、突然の余命宣告でした。
12/25に緊急入院
それからたったの3週間です。
定年になって、当たり前のように両親には長い老後があって、私達もいつかは介護をする…。
それが普通だと、そうなるものだと何も疑わずにいましたが、そんな事ないんですよね。
いつこの命が終わるかなんて、誰にも分からない。
限りあるものなのだと、改めて感じています。
仏教の世界では、亡くなった後に地獄の道に行くのか、それとも仏の道に進んで良いのか、迷う期間が四十九日だと教えて頂きました。
法要を終え、いま亡き父は仏の道の「第一歩」を踏み出したのですよと。
だけど二歩目が出ない…そんな時に励みになるのは、父を思い手を合わせる事、そして生きている私達が幸せに暮らす姿を見せる事だと。
それを聞いて、私も立ち止まっている場合ではない!
そして私もまた父と同じように、再び歩き出そうと決心がつきました。
年末からパンパンに腫れた目で皆さんの前に立っても何も触れずにレッスンを受けてくれたり、病院の相談に乗ってくれた生徒さん、父と面識がないのにも関わらず「霊気を送りますよ」と仰ってくれた方、優しい言葉をかけてくれた友人、そっとしておいてくれた皆さん本当にありがとうございました。
全てが支えでした。
最初のがん宣告も1人で聞いて、
誰にも言わず1人で受け入れた父。
1人で痛みに耐えた父。
最後の最後まで、母を頼むと心配していた父。
私の夫の手を握り、葵を頼むよと言って眠った父。
こんなに強い人は居ないと、心から尊敬しています。
私は毛の濃さも、性格も父に似ているとよく言われていました。
写真の父の眉毛すごいでしょ笑
私にも父と同じ強さがある。
そう信じてまたここから一歩ずつ、歩き続けたいと思います。
今暗闇の中にいると感じている方も、
長い長いトンネルから抜け出せずにいる方も…
焦らなくても無理しなくても大丈夫だと、私は思います。
後から思い出した時に、あの時間は私には必要な時間だった。と笑える日が来る事を信じています。
最後までお読み頂きありがとうございました。
パパへ
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています