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皆さま、ごきげんよう。
貴方の限界を突破させる！ボディ&メンタル調教師
改め、
媚びずに生きる女王メソッド
日野あおいです。
今日は大好きな母の話を。
事前情報があると、
よりストーリーが掴みやすいと思うので
先に簡単な母データです。
＝DATA＝
65歳・専業主婦
昨年夫が他界・義父と二人暮らし
実母の介護に週3ほど通う
体が弱く、性格は温厚で愛情深い
子供が小さい頃は夫が働かず、かなり苦労した
では、いきます。
ーーー
「人のことを可哀想だと思うのって、上から目線なんだよね。」
”私は可哀想な人間だ”
そう自分のことを思っていた母が、
「気づかなかったわ〜！」と
清々しい顔で言った。
すごくびっくりしたのと同時に、
私はとてもとても嬉しかった。
気難しくて、怒ると手が付けられないほど気性が荒い夫
それに輪をかけたような義父
孫を産まない子供たち
全部うまくいかない！
どうして私ばかり！！
口には出さないものの、
言葉の端々から感じ取れる悲痛。
そんな母をずっと見ていた私もまた、
「母は可哀想な人」だと思っていた。
そんな母に幸せになって欲しくて、
色んな本を勧めてみたり
父との間に入ってみたり
外に連れ出してみたり
思いつく限りのことをしたけど、
結局、母は変わらなかった。
そして私は、変わろうとしない母に苛立ちを感じるように…。
そんなに嫌なら、父と離婚すればいいのに。
たまには祖父に言い返せばいいのに。
介護が辛いなら、施設にお願いする方法もあるよ。
どうして私にばっかり、不満をいうの？
もう聞き飽きた…
どうして幸せになろうとしないの…？
私はただ、母に幸せになって欲しかった。
笑っていてほしかった。
それなのに母は、
現状を何も変えようとせず、
いつも辛そう。
自分のことも後回しで、
体もとうに限界を超えているのに、
何も改善しようとしない。
「私って本当に可哀想な人だわ…」
母がそんな風に思っても無理ないのかもしれない。
だったら、
なぜ？？？
もういいでしょ？
十分我慢したでしょ？
40歳を過ぎてもなお、私は母の幸せを諦められず、苛立ちは増すばかり。
そんな状態はつい最近まで続いただけに、冒頭の言葉
「人のことを可哀想と思うのって、上から目線なんだよね。」
これが母の口から出てきたことに、心底驚いた。
なぜなら、
この世は自分が見たいように見ているので、
他人を可哀想だと思う＝自分がそう思いたい
または
自分もそう思って欲しい
ということだから。
つまり母は、
「こんなに苦労している私をどうか、可哀想だと思って！」
と、無意識に望んでいたということ。
それだけ
頑張ってきた。
沢山の我慢をしてきた。
理不尽を飲み込んできた。
だから私は、そんな風に望んでいた母を責めるつもりはない。
でもね、実はこの世に可哀想な人なんていないんだよ。
私から見たら「可哀想だ」と感じる人も、
みんな望んでこの人生を生きているのだよ。
と、私は講座を通して学んだ。
／／
私は可哀想なんかじゃなかった！
＼＼
そう気づいた母を、私は心から誇りに思います。
最後に。
私は母を変えたくて、
幸せになって欲しくて。
色々なことをしてきました。
でも結果が出なかった。
そこで、私は母に対して”やめたこと”があります。
それも今回のハッピーな結果に一躍買っているのだと、
母から大きな気づきをもらいました。
次回は、その”やめたこと”について書きたいと思います。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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