いつも応援ありがとうございます。

久し振り過ぎるblog。

今はちょっと発信する時だなと思い、最近TwitterやFacebookで書いてたことをblogにまとめてみました。


僕が自分勝手に自分の思いを書いた稚拙な文章ですので、読み難いところもあるかと思いますが、なにも誰が正しいとか誰かを責めたりしたい訳ではないことだけはご了承を。
小劇場とか大劇場とか何かを守るとかそういうのでない、強いて言うならば大切なモノと人生の為に書いている身勝手な文章です。



移されてしまった方は、心から、切に、切に重症化しない事、拡めないこと、そしてなにより回復を祈ります。



批判や中傷ではなく明日は我が身なのです。改めて戒め。


自粛前は、かなり世間の空気が怪しくなってきていた3/15まで萬劇場で結構な満席率で二週間本番でした。
あの劇団は早くから、まだコロナに対して世間が疑心暗鬼で何が本当なのか右も左も怪しい状態の頃から自分たちの出来る感染対策をがんばってました。
アルコールし過ぎて手がかぶれてるキャストも何人かいましたね。
そういうところに来てくれるお客様たちはやはり節度を持って気をつけてくださっていたように感じました。
感染防止で面会は基本的には無しだったので分かりませんが、カーテンコールの皆様の姿勢・空気やSNSから僕はそう感じました。ありがとう。


明けて、7/5まで赤坂レッドシアターにて二週間の本番。
お客様を劇場に動員した上で、無事に終えました。
主にリモート稽古、ガイドラインを守り、本番は朗読劇なので基本は前向き、
同劇場にて二人芝居も同時上演させていただいたのですが、僕が演じた作品は刑務所の面会室設定で二人の間にはアクリルボードが設置され、まさに友人と離れてしまったディスタンスな芝居でした。
カーテンコールや楽屋など多少ラフになる、いや、する?ことはあるものの、手洗い・うがい・マスク・アルコール消毒等を僕自身はすぐに細々と淡々と行っておりました。
やらないより、やる、なんだよ。


両公演、二週間、萬劇場、赤坂レッドシアター、
出演者もお客様も僕が知る限り疾患した方はいらっしゃりません。




勿論、運もあると思います。でもそれだけではないと思ってますし“信じたい”。



そして現在、リモートドラマの撮影を栃木の実家で行いたく自費でPCR検査を受けました。

お客様を前にして本番やってましたから、勿論陰性でした。


自費のPCR検査はとにかく高い。そんな毎度毎度行える金額ではない。
もっと安く、日常的な物にならないと効果的でないし舞台は勿論、様々な業種が参ってしまう。












↑この紙なら1,000円で発行してくれました。
検査自体は28,000円でした。←だから高ぇって。馬鹿か。汚い言葉を失礼。いや、でも阿呆やろ。そんなに変わらないな。

抗体検査は確か8,000円くらいだったかな。

ネットで検索してすぐ出てきたLINEで即予約・即変更・キャンセル出来るなんとも便利で楽なクリニックで受けましたが、後々じっくり探したら都内のクリニックは各所ぼちぼち始めてるみたいですね。
混雑もなく大体希望通りにすぐ予約できました。高いからそこそこ空いてるわなそりゃ!


場所によってはもっと高額なところがあり、人の生死がかかってるかもしれないのに曖昧な世界だなと感じました。



さてここからが大事です。



主に関係者や見知った方達だが、
今まで対岸の火事と思っていた人や、僅かでもと思いメガネしてみたり買ってきた物や外出先でも当たり前に消毒をことごとくしたり感染対策をとっているのを
内心鼻で笑ったり白い目で見ていた人達が少し本気になり始めたのは正直よかったなと感じてます。

チクリときた人、要注意ですよ。僕じゃなくてコロナね。


僕もその場の空気を悪くしたくなくてほどほどにしたりそういうフリをする時もあります。
でもその後すっと手洗いうがい消毒とか隠れてシビアにやってます。


自分の身は自分で守らないと。



そしてなにより、
身近な人、「舞台」を傷つけたくないから。



そうまでして舞台やりたくないよって人はこの世界に来る必要あるんですかね???



僕は舞台、というかお芝居に出会ってなかったら、自分で何も出来ない引きこもりか、下手したら変なことに巻き込まれて責任取れない癖に捕まったり大怪我したりロクな人間になってなかった可能性も全然あった。
だからこそ現状に思うこともあるしこれでも控えてるけど発信してしまう。


そこに悪意はない。


エンターテイメントは無くならない、どうせ無くならないしきっと無くならない。
だからと言ってそこに胡座をかいたらどうなるかは想像できる。
これで生活をしてこれが人生の人間もいる。
奇しくもこれ以外、心から笑って生きる方法が分からなくなってしまったのだからそれは現段階での良い人生なのだろう。
少なくとも、今はかなしいかな見つけられてない。



頼むから忘れないでほしい。




明日は僕も罹るかもしれない。



やらないより、やる。


やるやらないとは違う話ですが、
こんな時でも発表されているもの含めて来年の夏まで7本程舞台が決まっています。例年よりオファーが慎重と感じます。コロナの影響とそこは信じたい。
ただ、半端なものは出来る限りやりたくありません。スケジュールの都合やマネージャーさんとの兼ね合いもありますが、
コロナだからと言って妥協したりそこにたかってお客様を疲弊・消耗させたくないし、僕自身がおもしろいと思えることをやりたいしそれをお客様に届けたい。それを受け入れてもらえたらラッキーこの上なく、生かされてますありがとうって気持ちにいつもなります。

昔からお客様の為って言葉が嫌いでした。

自分の為でしょうよみんな、やりたいからやってんだろ。馬鹿か。あ、また使っちゃいましたね汚い言葉。ごめんなさいほんと。

ただ、自分の感性や出演した作品を好きだと言ってくれる人が居てそれを応援してくれる、そんな人に出会えるのは奇跡に近いことだと思う。

だから俺はその言葉は嫌いだけど、人生の時間を割いてお金を使って来てくれるお客様の為というかお返ししたいとは思う。
そしてそんな奇跡的に出会ってくれた人達には心からありがとうと言いたいし、舞台上やSNSで時に面会などで伝えているつもりだ。


綺麗事や妄想とかええカッコしたくてただ漠然とそういうことを言う奴が嫌いなんだなw書いてて気付きましたありがとう(笑)
20代前半までとかの若い内はいいさ、そう言って全力で身体ちょっとおかしくなるくらいまで突っ走れば良いと思う。そこまでしないと見えない事もあると思う。


話が脱線しましたが、そんなこんなで求めてくれるがままに、
現在はリモートドラマを鋭意撮影中。
リモート“ドラマ”です。リモート“演劇”ではありません。
これについてはここでは触れません^_^


どれも僕にとって適当な物にはしないつもりだしならないと思う。



石橋を叩いて歩きます、お客様と身近な人の為に。‬
‪ただ、僕自身は石橋をぶっ壊すくらいの気持ちで進みます。‬


僕が引っ張ったロープを辿って付いてきてくれるお客様が、関係者が今もいるから、


引き続き、自衛を。



みんなの心と身体の健康を祈ります。


俺は意外と元気。


やるぜ。

ありがとう。







尾上松緑先生のblogを添えて。



竹石悟朗