昨日背骨の歪みや肩甲骨とのバランスによって筋肉が縮みっぱなしや伸びっ放しの状態が出来る事をお話ししました。
そして通常のマッサージでは痛みやコリがあるところを中心にマッサージをする為に伸びっ放しになっている筋肉をマッサージでほぐすことになります。
つまり元々筋肉が伸びている状態にもかかわらず伸びている筋肉をマッサージでほぐしても和らげる効果はあっても筋肉を縮ませることにはなりません。
肩こりがマッサージによって改善しないことはこういった理由があるのです。
さらに肩こりが治り辛くなってしまう事があり、マッサージを何回も受けているとどんどん強い刺激が欲しくなりもっと強くマッサージして欲しくなりませんか？
強いマッサージを繰り返すことによりその刺激に耐えられるように筋肉は逆に硬くなり余計にコリが取り辛い状況を作ってしまうのです。
マッサージ自体が間違っていると私は思っていません。
もちろん筋肉を和らげる効果やリラクゼーションの効果もあり、コリや症状が改善する事も多々ありますが、ただマッサージを受ける方の状態やマッサージの強さや方向が間違っているとその時はいいかもしれませんが、将来を考えた時コリが強くなってしまう状態を作ってしまう事もあるのです。
肩こりはただコリをほぐしただけでは根本的な改善にはならないのです．．．
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