昨日、みきママさん から嬉しいご報告がありました。


先日の記事 でお伝えした、ポメラニアン♂そうくん

フィラリア検査で陰性に転じたというものでした。



アイドッグになって新しい病院で検査しなおしたところ

他は今までと同じ結果だったようですが

フィラリア検査のみ嬉しい結果となりました。


これは、従来、フィラリア陽性の子は、フィラリアのお薬を

通年飲ませて3年ぐらいかかって陰性に転じるのを

待つのが一番副作用がないということで


私が預かった子も3年ぐらい前まではそうしていたのですが


ここ2年ぐらい、協力病院ではビブラマイシンという

抗生物質を1ヶ月おきに毎日飲む、という方法を

同時服用することで


フィラリア陽性が1年ぐらいで陰性に転じている子が

次々と出ています。


そうくんも1年かかってようやく陰性です。


預かりママのみきママさんにとっては、

まずは一つの目標を達成できたこと

喜びも大きいでしょう。


帰りの車で泣いちゃったそうです。

本当に嬉しいですよね。


そうくんは埼玉ふれあいセンターから2013年8月に

引き出した子ですが、引き出し前の当時の状態が

こんな感じでした。


さいたまふれあいセンターヒアリング担当の


はちべぇさん からの2013年7月のヒアリング報告

(そうくん引き出し前)です。



首輪は無く、ビニール紐がついていたそうです。

外飼いだったのか?放浪が長期だったのか?

マダニだらけで、フロントラインをしたら、おびただしい

数のダニが落ちてきたそうです。

10や20匹でなく、ものすごい数です。と話していました。



収容期限のきれる今日の午後からカット・シャンプーを

始めたそうですが

ダニに噛まれた跡が体中アチコチにあったそうです。



攻撃性はなし。

咳が少しあり、心臓か器官にもしかしたら疾患がみられる

可能性があるかもしれないとのことでした。



こんな報告を聞いて、いてもたたってもいられなく、

そうくん引き取りを当時の代表に依願して

引き出していただきました。


その為、そうくんに関しては、引き続き見守ることができ

今回の結果は私もとても嬉しいです。


ただ、病状はすでにクッシングの疑いがかけられ、今後

病状が進めば、そうくんがさらに苦しむことも予想され

大手を振って喜んではいられません。


元飼い主が適正な飼い方をして、フィラリア予防さえ

してくれていたら


今頃はそうくんがこんなに苦しまなくてもいいのに・・・・

結局はずさんな飼い方をした元飼い主は

痛くもかゆくもなくて、犬がこんなに苦しみを負わなければ

いけないことが悔しいです。


それでもそうくんは、気持ちの優しい子で

よくわかっているんだそうです。


「ボク、こんな身体だし・・・」


「みきママさんの家に置かせてもらえるだけで幸せだよ」


って、遠慮がちに見つけてくれるそうです。


このように、私達は保護犬が里親さんのご応募が来るまでの

一時預かりをしていますが、


預かっている子の状態に寄っては、ご縁が遠く

治療を続けながら長期間、預かりを続けることがあります。


一見、そういう子は「このまま預かりさんの子になって

くれたらいいのに」と、外部からは見られがちですが


皆さんのご支援によって治療を受け続けながら

やっとお預かりを続けられるのです。


今後もそうくんの治療が続けられますよう、宜しくお願いします。


そうくんのひん尿(ステロイドの副作用)対策に

グレオBAHBAさんが厚手のトイレシートをこんなに

送ってくださいました。


全てそうくんにお渡ししますね。


本当にありがとうございます!



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