再アップ記事です
スタイリングカラーアドバイザー大森藍香です
でも、2年前までは衣装持ちで、
1万円あれば量買う方がたくさん着れて絶対お得!!
という考えでした。
H&MやForever21などの
ファストファッションが街にバババッと
増えたタイミングで
質より量主義の私はまんまと
クローゼットの中身をバババッと増やしては
一気に断捨離!を繰り返していました。
それでも、自分が持ちすぎなんて
思わなかったし、
色んなデザインや色を着るから
ファッションは楽しくてしょうがない♪
断捨離で捨てる事にも
罪悪感なんてありませんでした。
それが、2014年に初めてキューバ旅行した時変わりました。
キューバはまだアメリカと国交を断絶していて
社会主義で外国の物資が入らず、
みんなボロボロの服を着ていました。
道案内のお礼にチップを渡そうとすると、
お金より…とレンタカーの後部座席を指差し、
洗濯して生乾きだったから干してた
主人の色褪せたタンクトップを見て
それが欲しいと言われました。
衝撃でした。
日本人だったら人が着古した服を
絶対欲しがらないでしょう?
その時に、自分の価値観で
捨てる対象かどうか判断したり、
大量消費することは間違っているのかも
と自分の今までの行動に疑問を持ちはじめました。
それに、キューバの人びとは
物資が少ないなりに古いものを直しながら
大切に大切に使っていて、
それにも感動しました。
2015年にまたキューバに行った時は、
あげるように古着を多めに持って行きました。
それから、キューバの人びとを見習って
大量に買うよりも、
服が好きなら、量より質にしよう。
とショッピングの仕方、
服の選び方を少しずつ変えてきました。
服もゴミ袋に詰めずに、
リユースしたり、寄付に出すようにしました。
調べてみると服の回収をしている企業は
たくさんありました。
うちは子供がいないから
汚れてもいい用の服は 要らないので、
主人と私の2人家族のうちに
好きなファッションを思い切り
楽しみたいと思っています。
子供がいたらもっと消耗品として
選んでいるかもしれません。
この前持っていた物よりも(値段は関係なく)ちょっとアップグレードした物を集めるのが
最近のファッションルールです^ ^
出来るだけ日本製の物を選ぶようにもしています。
最近の中国製もとても質が良くなりましたけど、
ファスナーや縫製はやっぱり日本製^ ^
衣装持ちだったころのショッピングは、
手持ちの何と合わせて…って
あまり考えたことなかったです。
ビビッときたワンピースを買って、
それからそれに合うバッグや靴やアクセサリーを
一式買ったり。
だから、組み合わせは仕方なくするから
あんまり得意じゃありませんでした(^^;;
組み合わせるくらいなら
ファストファッション買おうっとと(笑)
手持ちを把握してないから、
いくらでも増やすことが出来たんだと思います。
今はトップスが何枚で何があって、
ボトムスは…って把握できる数しかないので、
ショッピングに行っても、
脳内での組み合わせが簡単です。
『近所のスーパーに行く時は…』
『違う組み合わせでカラーの勉強会に行くには…』
『さらに違う組み合わせで主人の友達夫婦と食事の時は…』
なんてシチュエーションも何パターンも考えるので頭の体操どころか頭が疲れます(笑)
常に組み合わせを考えながら
時間をかけて新しい服を買うので
当然、実生活で
今日は何着よう~!
着ていく服がないー!
が綺麗さっぱり無くなりました。
今日着る服は数秒で決まります^ ^
しかも、
悩む必要がないから、朝でなく、
前日の夜にパパっと組み合わせてその組み合わせのまま出しやすいところに置くようになりました。
だけど、無難に何でも合わせられる…
という基準で選んだものは一枚もありません。
ありふれたユニクロの服だって、悩みに悩んで家に迎え入れたら自分を素敵に魅せるための特別な1着です。
あと、手持ち服を減らして質を良くしたメリットは、
質が良くても回転率が高い
(まだ究極の似合うを模索中なので、ちょっとでも違和感があればリユース)ので、
その服が旬の間に割と高値でオークションで売れるんです(笑)
着用しましたって書いてるのにこんな値段つけてくれてるけどいいのかな
と思うこともありますが、
差し引きして最終セール品を買ったくらいの
お得感があることも。
逆にファストファッションは100円でも売れなかったします。
私の今のミニマムなクローゼット作りには、
このオークションのリユースで回転させて常に【今の自分に似合っている】を保つことに意味があります。
整理収納の知識でいうアクティブ領域のみです^ ^
次回でやっとショッピングの反省します
つづく