スタイリングカラーアドバイザー
大森藍香です
1.今回のご要望
2.私の考えた提案
3.カラーと骨格の診断結果は基本の「キ」
4.服選びは応用編
5.同行を終えて
1.今回のご要望
今回のご要望は、
「着ない服を整理してあか抜けたい」
という事でした。
ずっと服のことは分からずに
その時々でプチプラで購入したり、
店員さんに言われるがままで
購入していたそう。
過去の私も
服は持てば持つほど、オシャレになっていくんだと
20代でオシャレに目覚めた私は
なんの疑いもなく信じていましたが、
その時々で「何となく」で
選んでいる服って数年後には
「タンスの肥やし」になっていて
セールで一目惚れした
新品タグ付きワンピースとか
よくありましたね…
あか抜けるには、
まずは着ない服で無駄に太った
クローゼットをデトックスさせる必要があります。
2.私の考えた提案
クローゼット診断の結果、
ご本人の予想以上にキレイめな
アイテムや
オシャレアイテムもありました。
ただ、
トップスはあるのに合わせるボトムスが
無いとか、
全身キレイめにしたい時に
合わせるバッグが無いという
足りないアイテムのために
せっかくあるものを活かしきれていない状態でした。
そして、手持ち服の中の色が
白、黒、グレー、カーキ、ネイビーのみ。
女性らしい色が欲しいところ。
キレイめワンピースが欲しいと伺っていたので、
・キレイめワンピース
も探すことにしました。
普段は眼鏡をかけられているので
似合う眼鏡も探しに。
この時点で
揃えておきたいアイテムが多すぎて
一回だけのショッピング同行では
足りないものを全て集めて
それを着こなすのはムリだと確信しました^^;
3.カラーと骨格の診断結果は
基本の「キ」
2年前にカラー診断を受けてくださった
お客様でしたが、
診断された色とデザインをそのまま
着てみても何だかんだ上手くいかない
と嘆いておられました。
同行の中で私が、
「これいいですよ〜」と
提案すると
「え、でもウェーブってこういうのは
似合わないんじゃ無いんですか!?」
「ウェーブに似合うって言われたもの買って
ました」
2年前と今の私が説明するスキルが
違うから起きた事で
大変申し訳ないですが…
本に載ってる基本の似合うものが
必ずドンピシャに似合うわけではないんですよ!
だって、
同じウェーブでも可愛い系やカッコイイ系と
顔の印象が違いますし、
体型もガリガリ、ぽっちゃりまでいかないけど
やや肉感的、
頭身、
ほかの骨格タイプミックスかどうか…で
かなり変わってきます。
そこに、トレンドや年齢という大切な要素も入り
ここを無視すると
「似合ってるけどダサい」
「没個性」
になってしまいます^^;
カラー診断や骨格診断を受けられた
お客様の多くはとっても素直で、
アドバイザーに言われた結果をもとに
試着をしてくれていて、
似合うって言われたのになんか違和感
を感じても
似合うって言われてるし!と
違和感をない事にされるんですね。
でも、違和感って
大事な自分の感覚です。
それに、カラーも骨格も
スカートも「長い丈はウェーブ苦手なんじゃ!?」と
5.同行を終えて
あれもこれもと同行で
色んなお店で色んなアイテムを試着してもらい、
最終的に目当ての
キレイめワンピースと
それに合うアイテムを
購入されました^^
私、いつも考えてしまいます。
私よりも皆さんスタイル良くて
選んだものを素敵に着こなしされていて
とっても綺麗で魅力的で、
「何を悩むことがあるんだろう」
「自信をなくすようなことあるだろうか」と。
うーん。
いや、
悩んでるから頼っていただけてるんですが、
もともと素敵だという自覚が無いって
もったいないなぁと
いつも思ってしまうのです。
とか言って、自分も心から
自分を認めることは
出来てないと思うけど^^;
このお客様とは同世代でアニメや漫画の事を
お話ししたり、
梅田にVRの施設がオープンした事も教えて
いただきました。
(ドラクエのVRしたい!!)
カラーと骨格にがんじがらめに
なっていた方だったので
「似合わないと思っていたものが似合ったりと
逆にオシャレが難しくなりました」と
感想いただきました^^;
カラー診断や骨格診断のタイプ分けは
お客様が迷わないためにあるはずなのに、
逆にタイプを知ってから
悩むことが出たりするのを
業界全体でどうにか出来ないのかなぁと
思います。
とにかく、アドバイザーとして
似合う以外=似合わない
ではなく
似合う以外=似合うようにしたら似合う
をしっかりお伝えしていこうと
思いました。
私自身も、私の周りのカラーリストさんや
骨格アドバイザーさんにも^^
お客様は購入されたものを
自信を持って着ていただけますように。
クローゼット診断と
ショッピング同行をご依頼いただき
ありがとうございました^^