またまた連休ですね、みなさんはどんなお休みを過ごされているのでしょうか？
私は今日も愛犬バロンの散歩から始まる朝です！
幼い日のバロン
雨の日も台風の時だってお散歩が必要
茜色バロン
基本的に家の中ではゴロゴロしています。
生きている限り幸せであれ♡
最近はヴェレダの化粧品が好物な様です。。
家には可愛い家族がたくさんいますが、今日は愛犬バロンの話を。
バロンは今年で9歳になります、約9年前に大阪のペットショップで出会いました。
私は撮影の後にたまたま通りかかったペットショップのウィンドウを覗いていました。
まだ愛玩動物に対する動物管理愛護法が改正される前でした。
店内でもひときわ最年少の生後35日、まだやっと歩きだした位のヨチヨチ歩きの赤ちゃんだったバロンが
歓楽街の朝までやっているという音楽が大音量でガンガンかかっている薄暗い店内で怯えたような顔（そういう風に見えた）をして、白い柄の部分だけがブラックライトで光って、凍ったペットボトルにぴったりとくっついて寝転んでしました。
バーニーズマウンテンドッグは暑がりな犬種なのでお店の人の配慮でそうしてもらっていたのでしょうが、2リットルのペットボトルと同じ位の大きさのバロン…
大音量の音楽とブラックライトの光の中で凍ったペットボトルと産まれて間もない赤ちゃん犬。。
その姿を見たら胸が張り裂けそうな気持ちになり、いてもたってもいられずに半ば助け出す様な気持ちでカードで支払って新幹線に一緒に乗って我が家に来ました。
私の家族は代々動物好きなので幼い頃から何頭も犬とは生活していましたが初めての大型犬でした。
子犬だったこともありバロンはとてもやんちゃで、小さな犬なら可愛いで済まされるイタズラもひとたび火がつくとものすごい破壊力！！
ソファも机も脚はボロボロ
お母さん犬や兄弟たちとも早くに引き離されれ社会化もされていなかったからか
何かが気に入らないと暴れだすし甘噛みも酷く、相性の悪い犬種には吠えかかったりと、、、かなりのワルでした。
私が子供の頃に出会っていたら「怖い犬」だったに違いない。
かなり大きくなる事は解っていましたから、
このまま大きくなったら？と考えたら怖くなり
一緒にしつけ教室に通ったり、英国式訓練所に預けたり、おまけに食物のアレルギーまであり、すぐお腹を壊すし、かなり手がかかり3歳頃までは本当に大変でした！！
そしてオモチャを誤飲するクセもあり、うさぎのぬいぐるみを丸飲みして開腹手術したこともあります。
その他にも歯ブラシ、ケアベアのぬいぐるみ、サンダル、私の靴下、ブーメラン、お布団、パジャマなど自分が気に入ったものは壊しては全て食べてしまい、そのたびに病院のお世話になり九死に一生を何度も乗り越えてきました。
その度に私もそんな環境にバロンを置いていた自分自身を責めて病院帰りの車の中でよく泣いたものです。
でもどんなに気をつけても新たな何かを見つけ出しては食べてしまうバロン、いつも行っている病院では結構な有名犬になっています。
我が家に来た頃は2.5キロだったのにあっという間に1年で35キロになり、今では45キロ！
痩せっぽちの私とたいして体重も変わらず、男子なので力も強いのでなめられては大変！！
もし、他の人を傷つけたらきっと保健所行きです。
人間の世界で生きていかなければならないバロン自身を守るためにも かなりの教育が必要でしたから
私がバロンになめられてしまってはいけない！と思い、力を示すために馬乗りになって怒ったりとはちゃめちゃな毎日でした。
バーニーズマウンテンドッグ発祥のスイスでは
Three years a young dog, three years a good dog, three years an old dog … all else a gift from God’
生後3年で若犬、そこから3年経ったら良犬、その後3年で老犬になり、それから先は神様からの贈り物といわれているらしいです。
いやぁ、本当に最初の3年は戦いの日々でした。
今9歳になるバロン、これから先は「神様からの贈り物」の時間のはずですが相変わらずいたずらばかり。
でもとても賢く愛情深い素晴らしい犬です。
遭難救助犬としてのDNAなのか、物事の一歩先を予測して動く賢さがあります。
小さな犬にはなかなかない思慮深さもあります。
私が怒ってどんなに怖い思いをさせても絶対に歯向かう事はありません。
知らない人には無駄に愛想は振りまきませんが、これもバーニーズの特徴らしいです。
飼い主だけに忠実、日本犬みたいな所があります。
私が悲しい時や落ち込んでる時は、私の様子でわかるのかそっと隣に来て必ず体の一部をくっつけてじっと私を見つめながら一生懸命に手や顔を舐めてくれます。
私が抵抗しないとかなりベチョベチョになりますが、そんなバロンの気持ちがわかり嬉しくて何度となく救われてきました。
バロンは子供のいない私にとったら赤ちゃんの頃から育てた子供と変わらない存在、そして言葉を交わさなくともお互いの意志を疎通できる親友でもあります。
ペットは後から来て先に逝ってしまう家族です。
私に不意な不幸がなければ必ず私より先に逝ってしまうという寿命の短さが人間とは違うので、そう遠くない未来にお別れが来るのでしょう。
一般には大型犬は小型犬よりも寿命が短いそうです。
バロンとの別れなんて考えただけで号泣してしまうけど、生物としての種類が違うので仕方がありません。
私の人生の境遇に左右され一緒に苦労もさせたかも知れないけど、9歳を過ぎたバロンの「神様からの贈り物」の時間は私もバロンから贈り物をもらうでしょうし、バロンにも私からたくさんの贈り物をしてあげれたらと思います。
一緒のベッドで寝ていると、最初は離れて寝ていても夜中に思いつくのか朝になるとベッタリとくっついて目が覚めます。
可愛すぎて食べちゃいたいとはこのことだと思う位に大切な家族です。
今は元気だけど犬は人間の6～7倍の速度で老化して行くそうです。
バロンとの残りの時間、大切にしようと思います。
この笑顔が見たくて朝晩のお散歩も欠かしません
最近はヴェレダの化粧品が好物な様です。。
ヴェレダ、さすがオーガニック！おいしいのでしょうか。
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