パリから帰国してかなり経ちますが、ついに最終回です。
後半はかなりハードに移動しまくり、色々なところへ。
かなりのんびりペースの更新ですが、お付き合いありがとうございます。
仲良しの友達10人からのお誕生日プレゼントとして買わせてもらったサングラスをかけて。
ポンピドゥーの前で
おしゃれなパリジェンヌがこういうメタルフレームの丸いサングラスをかけていて、すっかり感化されて購入。
ドイツの眼鏡ブランド、Ici Berlinのもの
たまたま入った眼鏡のセレクトショップで何時間も悩んだあげくに買いました。
このお店はとてもセンスが良くて、帰国する日にもう一度行こう!となりましたが、どこにあったのかが思い出せずに街中を練り歩きましたが、見つからず。。
帰ってきてからインターネットで探し出しましたが、ここはまた次回絶対に行きたいお店です。
このサングラス、軽くてフィット感が抜群!
このグレーとブルーの間の様な色のレンズで空を見上げると、空の奥行きを感じてとても綺麗。
大事な思い出の品。
シンプルモダンなコルビュジエの建築を堪能したのちに訪れたのは、コルビジェが発案したモダニズム建築を背景に、相反する有機的な建築を推奨したポストモダン建築で脱構築主義と言われる幾何学的で左右非対称の作風のフランク ゲーリー建築のフォンダシオン・ルイヴィトンへ
ガラスと金属のみのクリアなオリジナルの姿もの見たかったけど、これはこれでこの時期に行けたという思い出になりました。
そして、もう一つ訪れたかった美術館、ポンピドゥーセンターの敷地内の端に佇む小さな箱の様な建物、ブランクーシ美術館へ
ブランクーシはルーマニア出身の彫刻家で、大理石や金属、木材などを素材に用いて
モチーフのイメージを極限まで単純化したような、伝統的な彫刻のスタイルからは逸脱した様式の作風。
物の本質を見極めて抽象化した、一見すると単純な石などの塊の様な作品ですが、作品とタイトルと見合わせると
心の中で作品の醸すイメージとタイトルとがぴったりとシンクロするかの様に伝わってきて、ブランクーシ自身の概念を想像し、掘り下げながら作品を見ていると、深く心に訴えかけて来る様なものばかり。
ブランクーシは「単純さは芸術における目的ではないが、物の現実的な意味に接近すると、意に反して単純さに至る」という言葉を残しています。
若き日のイサムノグチがブランクーシの作品を見て感銘を受け、彼のアトリエにアシスタントとして学び、生涯敬愛していたのも納得できます。
ここの美術館はブランクーシのアトリエをそのまま残しているので、彼が使っていた膨大な量の工具なども作品とともに展示してあり、とても小さなギャラリーですが見ごたえがあり、感じる事がとても多かったです。
4度目のパリにして初めて登ったエッフェル塔。。。
中段の12階の高さまで外の螺旋階段を登り、もやしっ子で高所恐怖症の私は完全にパニック。
途中の売店の飲み物が法外な値段だった以外の記憶がないです。。
建物が古いだけに、とてつもなくおっかなかったー。 。
よくぞあれを100年以上前の技術で建てたものです、昔の人は本当に偉い!
そして、旅の楽しみは何と言っても食事です
日本で食べていたよりもお野菜がたくさん入っていて、さっぱりサラサラしていて本当においしかった!
気に入りすぎて帰国後モロッコ料理のレシピ本を購入。
外の光は明るいですが夕飯です。
ヨーグルトとハーブのソースが絶品でした!
また食べたい。
本場のタルトタタン
友人と合流前に1人で食べた餃子。
店内にはアジア系の人がたくさんいてホッとしたなぁ。
大好きなパリ、安全な街になって欲しい。
外からの光が美しい
久しぶりのパリ、前半は一人旅で行きたかった美術館などを巡り、心が向くまま歩き、心休まりそうなところで休憩しつつ食事をしたりと気ままな旅をして、後半は合流した友人がパリに数年滞在していた事もあり、ホテルがキチネットだったこともあり、近くのスーパーに食料を買い物に行ったりと、私1人では見れなかったであろうパリの街を沢山経験出来ました。
10数年前に初めて訪れたパリとはまた全然違う印象でした。
年齢を重ねるたびに、感じる事や見えるものが変わってくる事でしょうからチャンスがあればまたパリに行きたいです。
そして、次回はもっと時間を作ってパリから出て、訪れたい場所もあります。
旅の最中はもちろん楽しいけど、帰ってきてから強烈に思い出す情景は私の記憶に刻まれて感性の伸暢へと繋がる感じがします。
なので、なるべく時間を作っては旅に出ようと思いました。
しばらく行っていなのですが建築を見て回りたいNYと、まだ1度も訪れたことがないのですが友人の住むドイツへの旅に向かって頑張って働きます!
またしても長文でしたが、お付き合いありがとうございました☆