母が人生初のインフルエンザにかかった。


ついでに人生初の中耳炎を患い、


しまいに


「ちょっとコレステロールが高いですね」


と、御指摘まで受けたようだ。


M本氏が亡くなって、身近に頼れる人がいない母。


気丈な母でもさすがに滅入った模様。


「あんたがマーガリンは良くないって言うからさぁ…」


だからってバターかい!!


炒め物にはオリーブオイルを使うクセに…。


私は油にはそこそこウルサイ。


酸化度の低い新鮮なオリーブオイルを母へ送った。


パンにどうぞ♪


それと一緒に本も。



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『瑠璃色の涙』


元日に読んだ、『人生逆戻りツアー』の著者、


泉ウタマロさんの新作♪


三冊を掛け持ちして読んでいたのに、

それらをすっ飛ばして、やはり一気に読んでしまった。


著者のウタマロさんご自身もおっしゃっていたが、確かに『人生逆戻りツアー』より深い。


そして私には『人生逆戻りツアー』より『人生逆戻り』だった。


始まりからずっと物語と平行して私は自分の今生と向き合う事となった。


それはどれも重くしんどく…どれもキーポイントになるようなものばかり。


読む前からそんな気がしたが

「まんまとやられた!!」


最初の二行目にはそんな叫びを自分の中であげていた。


たいてい誰にでも人には言えない過去がある。


触れたくない過去。葬り去りたい過去。


意を決して打ち明けてみたら実は案外たいしたことではない事だったり

お口あんぐりされてしまう事だったり…


何にせよ、そんなイタイ過去の自分を恥じ、嫌い、時に攻め、消し去りたいと懇願したり…


とにかく受け入れ難く向き合えない。


だって辛い。



この本を読み終わった時、私は過去のイタイ自分一人一人と握手し抱き合っていた。



嫌な役割をやってくれてありがとう!!!


あの時を経て得たものは実はとっても大きかったの!!!


なのに…それを讃える事もせず嫌ったりしてごめんなさい!!!


ありがとう!!


ありがとう!!!



そんな風に私は過去の私達に心から感謝した。




去年、水星逆行の頃。


水星逆行らしく、物凄く久しぶりに父から電話が来た。


『ろくでなし』とか『ダメおやじ』とか、

そういった類の代表みたいな父。


家族や親族を傷付け悲しませ悩ませる天才だ。


それはもう見事としか言いようがない。


何があっても父を擁護した祖母であっても去年さじを投げた。


私や弟、母に今になって可哀相な事をしたと祖母は痛感したのか、


それまでよりも私に連絡を入れるようになった。


祖母のその思いが、電話の度に私の心に鈍い痛みを与えた。



どんなに憎たらしい父親でも、私の父親。

その事実がまたジレンマだったりしたが、もうとっくの昔に許していた。


許していたが、関わってほしくなかったのが正直なところ。



年をとって寂しくなったのか、父は嘆いた。



相変わらず酔ってクダをまきしまいに泣く。



泣きたいのはこっちだ。



あんだけ苦しめておいてしまいに悔い改める訳でもなくボヤいて泣くなんて…なんてダメなヤツ!!!

勘弁してくれ!!!


そう私まで心の中でボヤきながら


ふと


ここまでダメ人間になれるなんて

なんて『凄いヤツ』!!!


そう思った。



あぁ…そうだ。

全く凄い。



みんなから嫌われる人生なんてそう出来やしない。


現に私は『愚かな父』から有り余る程のものを学んだ。



私の人生で『悪役』をやってくれてありがとう!!!


あんたは凄いヤツだ!!!





水星逆行の時。

私は深いところからやっと父を許し受け入れたのだった。




そんな父を受け入れ認める事が出来たというのに…


自分を受け入れていないなんて


盲点だった!!!







嫌な経験をしてくれた自分に深いところから感謝出来たこと。



この本を読んだ一番の衝撃的な作用だった。



もちろんこれは今回の私が読んだ私の作用であるし、誰にでも言える事ではない。


そしてこれだけではない沢山のものを気付かせ、感じさせてくれた。



この本はもう一度読みたい。



どの物語にも言える事だけれど、


きっと次に読んだ時は違う作用をしてくれるだろう。



母の気が済んだら戻して貰おう♪



母は何を感じるだろうか?




人それぞれに、それぞれのものを感じる様に出来ているように思う。


それは『人生逆戻りツアー』にも共通して言えること。



描写が足りないと感じる人もいるかもしれない。



夫がよく言う。


「この国は過保護だ」



過保護はラクだ。


そうして人の選択の意欲を弱める。



細か過ぎる描写もまた皮肉にも等しい。


その人が感じるべきものを感じさせるのを妨げてしまう。



多くを語り尽くさない。



私はそれに深い愛を感じずにはいられない。


人は答えを外へ求めようとするが


いつだって答えは自分の中にあるのだから。



それを促す本を私は素晴らしいと感じる。





いつだったか、私はあるヒーラーさんと本の話をした。


彼女は母と同じくらいの年齢だったが


私達は何かと好みが合った。


「みんな良いって言ってた本あるでしょう!!〇〇〇〇だったけ?凄く感動した!!って言って持って来てくれたんだけどね、途中でごめんなさいしたわ~(笑)」


「私はソレ、読もうと思った事もないです(笑)」


「どうみても狙って書いてるもんね~」


「そう!!感動させる気マンマンのニオイがする!!」


「あれ読んだ?□□□!!」

「アレ!!私大好き!!」


「あれ深いよね~っ!!」


私は力強く頷いた。


「結局さ、ココよね!!」


彼女は胸にトントンと手を当てた。


「ハートで書いてるかどうかよね!!」


私はさっきより大きく何度も頷いた。


「そう!!まさにそうですよね!!!」



その時話題にしていた本はどれも精神世界についての本ではない。





ウタマロさんの作品にも私はそれを感じてしまう。


ハートで書かれたものは

ハートに届く。



脳みそは支配出来てもハートの奥の領域は誰も支配できないもの。






先日、ウタマロさんに私のブログをご紹介頂いた。

ご紹介頂いた事は恐縮してしまう程有り難く嬉しかった!!


だが、何よりもその内容に感激してしまった!!!


まさに!!まさに~~っ!!


自分でもしっかりと気付いていなかった自分を見抜かれた気分♪


それは何とも痛快だった!!


私は何よりも感じる事を大切にしている!!!


そう!!そうなんです!!!


私は私の事をウタマロさんに教えてもらった。


自分がとっても大切にしている要とも言える部分を見抜かれるのは


こんなにも気持ちの良いものなのだろうか!!!


心底感激してしまった!!



ウタマロさん!!



心から♪ありがとうございます!!!




金曜には小樽まで有本さんのピアノを親子で楽しみに行く♪


ウタマロさんが札幌でライブがある事を教えて下さった♪



何かが繋がって行く。



それは


本体というべきか


意識というべきか


魂というべきか…


とにかく、その領域では既に繋がっているのだけれど


物質界に投影されるのを見るような


そんな感じだ。






親子になったロシレム。


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やっぱり贔屓なこのコ。


生き別れた子に再会♪



妊娠中、偶然にもお気に入りのロシレムを持っていた日。


本の会話をしたヒーラーさんと何人かとご一緒した時のこと。


その中に石に詳しい方がいた。


今思い返してみれば名前も知らない彼女は、まさしくクリスタル・ヒーラーだった。


「このこは毎度龍を見せるんですよね~」


何気なく、私は本の話をしたヒーラーの彼女に言いながらロシレムを見せた。


彼女もまた素晴らしいヒーラーさんなので、ロシレムを手にするなり、


「それって銀色の?」


私に聞き返した。


「そう!そうです!!光が当たるとキラキラ色んな色をするんですよ~!!」


私が毎度見たものを信じて良いのだ!!

と私は嬉しくなった。



「あっ!!丁度いいわ!!
〇〇ちゃん♪ちょっとこの石視て~~!!」


ヒーラーの彼女がクリスタル・ヒーラーの彼女へロシレムを渡した。


するとクリスタル・ヒーラーの彼女はロシレムと繋がり始めた。


程なくして


「なんか書くものある~?」


彼女に紙とペンが渡されると、北海道の形を書きはじめ、ある場所に星印をつけた。


「なんかね、この辺の谷?みたいなところかな?関係あるみたいよ♪」


「ココ、二風谷じゃないです?」


私が尋ねると


「いや~私、地図とか地名とか詳しくないんだよね~~」


彼女は笑った。


これまた偶然に一緒にいた人達の中に二風谷出身の方がいた。


しかも、二風谷出身の彼女とは会うのが三度目だったが、三度とも偶然の賜物だった。


「これ…どうみても地元ですね」



「時期が来たら呼ばれるよ♪でも、この場所は冬はイヤだね♪」


まとめるみたいに本の話をしたヒーラーの彼女が言い、


「ですね」


みんなで笑った。



「ちょっと地球と繋げたの」

そう言いながら私の手に戻したロシレムは


意気揚々としてるかの様にキラキラしていた。






先日、


「バグワンの講話集あったんだけど見当たらないんだよね~」


私よか読書家の夫が蔵書の中から私によこした。


「これ読みな~」


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「おおえ まさのり って日本人のヒッピーじゃ有名だよ~!!」



昭和49年て…


いつからこの本持ってんのかしら…


ε=(>ε<*)プッ



「この おおえ まさのり って人、まだ生きてるの??」


「どーだろーねー」


「調べてみよか♪」


早速検索してみる。


「お♪生きてるよ~♪農業してるみたい♪

わかるな~~♪うんうん♪」


私は一人納得していた。


地球の唯一のルールは自然に従う事だと私は知っている。


私は おおえ まさのり という人に興味が湧いた。


「あ!!イベント出たりしてるみたいだよ♪

小さないのちのまつり?」


「あー、それね、二風谷でもやってるよ」



何!?


「ヒッピーばっか集まんだよ~」


夫はちょっとイヤそうに言った。


ヒッピー好きなクセに。


大体ヒッピーて…今でもそう呼んでいいのかね??



そう思いながらもまた確かに繋がって行くものを感じずにはいられなかった。



それまでの間にも小さな目印が沢山あった。



が、節分を過ぎて


あれよあれよと一気に投影され始めた。



あぁ…危ない…思考に気をつけよう…


ぼんやりしながら気を引き締める。


潜在意識と分かち合わねばね♪


ヤツったらなかなか強情なのだ。



確かに投影され始めた『繋がり』を感じつつ


私は私の中で潜在意識に向き合い始める。


ついでに おチチ を与えながら★



だって『母親』は、なかなか忙しいのだ。