3/11の地震 新大久保から渋谷、家から横浜の実家へ | Hair stylist AIKOSUZUKI

3/11の地震 新大久保から渋谷、家から横浜の実家へ



私のそのときをふりかえります。

PM3:00前
今日の予約は3時から3:30に変更になった。
きんたろうは新大久保のきんたろう父宅にお留守番。
東新宿駅改札にて、
切符を買おうとしたら

あれ、販売中止。
駅員さんの

「大きい地震が,起こりました!
落ち着いてください!」

で地震に気づいたとたん、

立ってられない位
かなり大きく揺れたので、
切符売り場に引っ付く。
天上まで大きく揺れて、

駅員さんの
「落ち着いてください!」
がかなり印象的。

地下だし、

ああ、もう終わりかぁ
ドラゴンヘッドみたいになるのかな


って一瞬思ったところで揺れがおさまる。

冷静な、わたし。

何人かの一人が猛ダッシュでホームからでて改札ぬけていく。

電車はやはり止まる。

正直、東新宿駅が頑丈なのか、
私が鈍感すぎるのか、
結構揺れたには揺れたけど

外があんな大惨事になっている事なんて全然しらなくて、

じゃあJR新大久保からいこう!と
地上階行きエレベーターが止まっている事に気づき、

事態を把握。
普通の地震じゃないぞ。
とりあえずお客様とお店にメール。
このときはすんなり送れました。


そこで我に帰り、
きんたろう!!!
photo:04



家は物が多いから。
本棚倒れてまた骨折
photo:01


なんて脳裏によぎって、

新大久保向かう途中に通り道なので、
一回帰宅。

帰宅途中、
一人多いなぁー、なんでだろー、お昼休み?
と思っていた。

何度も繰り返しますが、

本当に事態を把握していなかった私。

これからじわじわと実感していく事になります。



3時15分頃
再び家到着
玄関あけて、中扉開いたら
カラーボックスから落下した、
ランプは割れてて、香水、デオドラント類は床に散乱。

きんたろうの水はこぼれていた。

きんたろうは枕元のクッションに震えながら丸まっていました。

上からいろんな物が落ちてきて本当に怖かったと思う。
やはり事態を軽くみていた私は
きんたろうを一人にまたして出発。


酒のカクヤスの酒瓶が倒れて割れている。

でもK pop写真売り場は女子で満杯。


序盤のこのかんじが
きっと私の大丈夫だろ感を刺激したんだと思う。


そして、新大久保駅に到着。
やはり電車はやってなくて、
改札に一人だかりができてて、


そこでもう一歩事態を理解、

1時間以上
JR止まるってことはヤバイ。

あ、こんなときはタクシー!
と思ったところでもう一発地震がきて、

新大久保駅前大パニック。
街頭と電線は揺れて、

人々は道路上に逃げ込み、
車はグニャグニャに渋滞。

これはヤバイ、
とりあえずきんたろうを迎えに。



そこから
きんたろうを迎えにいってひたすら明治通りをまっすぐひたすら渋谷に向け進む。


東新宿駅マック側辺り、
車屋さんの高層ビル、、、
ガラスが割れている。

バス停は長蛇の列。
バス待ってるときに前に並んでた婆ちゃんは、
ジイちゃんが今日は胃を切る手術だったけど、地震で中止になったんだと。

地震で違うとこまで切っちゃったら危ないでしょ

と。

で、エレベーターのるなって看護婦さんに言われたのにジイちゃんがのっちゃって、エレベーターに閉じ込められたから帰ってきたんだて。

今おもえばこの婆ちゃんも事態を把握してないので、家帰ってからTV見て後から顔真っ青になっていると思う。

そんなこんなで池袋方面からきたバスはなんと既に満員でアナウンスだけ残して直進。



あきらめてあるく。



人が多すぎてきんたろうを歩かせることができないので、

6.5キロになったきんたろうと、確定申告の資料を担ぎながらやっと新宿通過

photo:03



この頃雨がパラパラと振り始め、コンビニは傘の争奪戦。

傘争奪戦は
ラフォーレの初売り以上でしたよー。


代々木を過ぎたあたりで
山手線の線路を歩いている人々を発見。。。


原宿警察署あたりで見たのは
photo:02


なんだかよく
わからないけど、
犯人らしき人が警察署から脱走!
でも勇敢な男性が走って追いかけて
ご用だー。

逆にこれが海外だったらこういう方が当たり前なのか?





どっかのお店の外むけについているTVで菅さんの会見が流れていたけど見えない。。。聞こえない。。。

photo:05




なに、なにごと?!
どういう事!?

なんていろいろ考えて、


原宿
アジュバンドュラニの真下を通って

渋谷到着。

アジュバンドュラニも大変揺れたみたい。



渋谷公園通りからセンター街はいつも人だらけだから違和感なし。

しいていえば神南らへんのビルの窓が割れていたのを見てゾーっとした。


やっとの思いで渋谷ビアンコに到着。
それが17時過ぎ!

冷静なつもりでいたけど、
次々と事態の深刻さがわかってきた。


そこから1時間程待ってみたけど、
結局やはり私同様お客様も電車止まって来れない様子なので帰ることに。


まさか、6時過ぎだし、
地震から三時間たってるし電車が復旧していないわけないだろう!

と改札前に行ったら、
駅ビルや改札前に座りこむ人人人

タクシー待つ人人人

バス待つ人人人


仕方なく歩いてまた帰宅。


いつもは静かな道が
みんな歩いてかえるからか人だらけで
逆に怖くなった。

本当によくわかってないから
私はビール買って帰宅。


マンション着いてまず、
エレベーター動かない!

階段で登る。

三階や五階は消化器やら自転車が倒れている。

こわい。

んで自宅に到着して鍵を開ける!

photo:06



ショック!!!

震えた。

Twitterで、くだらないツイートしてしまっていたのを本当に反省しています。
ごめんなさい。


落ち着いてから
TVがない私はネットでいろいろ調べて大震災だった事を知る。


情報がなさすぎて、
一人でいるとさらに
怖くなる。

余震でさらに怖くなる。

結局寝たり起きたり。。。



次の日12日はおじいちゃんの三回忌だったけど、
ネットの情報によると電車止まっているみたいで、

下手に出るとまずそうなので、
自宅待機。

スーパーは入場制限でパンコーナーと缶詰コーナーがなんにもない。

非常食!?
なんだろ、、、

パスタと餅を購入した私。
電気止まったら食べらんないじゃん!
と後からツッコミを自分にいれる。キャンプ用品欲しくなった。



余震が怖くてきんたろうがいてくれて本当によかった。


暗くなってきて、夜になって不安になって鬼瓦さんと電話。

ともだーちはいいもんだー!

鬼瓦さんが「津波の映像じゃあ見てないですか?一人なら見ない方がいいです。」と。

モリポンに教えてもらったユーストリームをちょっとみた位で、うちネット環境悪く、津波の映像などは見れなかった私。



13日、お父さんお母さんが車で迎えに来てくれてきんたろうと横浜の実家に帰る。
photo:08



やっと安心。
photo:07




やはりこういう災害時に一人でいてはいけません。

人といましょう!




そしてはじめてTVで知る。


M9.0の地震が東北地方太平洋沖で発生。

津波で流される映像、
家族と離れ離れになった人の映像、
避難所で辛そうな映像、
原発の映像。

本当に大変な事が起こったんだと知った。

東北地方太平洋沖地震で被災された方、 そのご家族・関係者の皆様には心からお見舞い申し上げます。




そして今日にいたります。

昨日、宮崎県の親戚と連絡がとれました。

お母さんの兄弟です。

お母さんの双子のお姉さんから連絡が来たときはお母さんは泣いて喜んでいました。

そんな嬉しいニュースが一つでも増えるように祈ります。


まだまだ大変だけど、
頑張りましょう!

応援しましょう!



だれかのTwitterで、

歌手の松山千春氏がラジオで,
今回の地震に関して「知恵がある奴は知恵を出そう.力がある奴は力をだそう.金がある奴は金を出そう.『自分は何にも出せないよ・・』っていう奴は元気出せ.」って言ってた.シンプルだけど,確かにそうだよな,と強く納得.