こんにちは、藍蘭堂のまりです😊
ちょっと前なのですが国立新美術館にて開催していたトルコ至宝展に行ってきました❣️
装身具、刺繍、織物、タイル、ガラスの豪華な展示品は見事でしたが
何よりも驚いたのはデザインの美しさ
今見てもお洒落な雰囲気のデザインが沢山ありました
特にチューリップ宮殿と言われるだけあってチューリップのデザインは沢山あったのですが
どれも可愛くお洒落だったのが印象的でした。
さて、話が変わりますが
先日以前作ったお品物のリメイクのご依頼を頂きました。
宝石を一度外す必要がありまして
他社のリメイクや修理で石を外す事はあるのですが
そういえば自分で作った物から石を外す事ってあまり経験が無い事に後から気づきました（笑）
実は石は留めるより外す方が厄介だったりします。
外すのも爪を切断してしまえば楽なのですが
今回は外してもう一度留め直す必要があった為
そういう訳にもいかず
大人しくちまちまと外しにかかった訳ですが…
外れない
いや、いい事なんです。
確かにいつも宝石が外れないよう
しっかりしっかりしーっかり留めさせて頂いておりますので
藍蘭堂で石が外れたクレームは過去に一度も頂いた事がありません。
でも今回ばかりは過去の自分をちょっと恨みました（笑）
でも同時に自信にも繋がりました。
今回のトルコの至宝展でも何百年も前の作品が煌びやかに展示されていたりしましたが、
ジュエリーの魅力の一つに普遍性があります。
ダイヤ、ルビー、サファイア、金や銀
これらが普遍的価値を持つ理由は美しさと共に
その普遍性にあります。
勿論ジュエリーの魅力は身につけられる事だったり
他にも色々あるかとは思いますが
綺麗なだけで脆い宝石もありますが
それらにはここまでの価値はやはり無いのが現実です。
消費社会、ファストファッションブランドの出現と
ジュエリーもお手頃価格のアクセサリーの風潮があったりはしますが
藍蘭堂は時代に反して質実剛健な作りにこだわっています。
それは一重に長く使って頂きたいから。
最近別の方からピアス金具の破損でご連絡を頂いたりもしたのですが
ピアスって金具太くしたら着けられないし
こればかりは今のところ解決策が見当たらずお手上げな状況です。
すみません
どなたか良いアイデアお持ちの方いたら
こっそりコメントとか頂けると助かります
さて外れなかった宝石の行方ですが
最終的には裏から押し出して無事外しました
先日無事に納品も終えてお客様にも喜んで頂き良かったです😊
その翌日に別のお客様からまた自分で留めたリングのリメイクの相談を受けましたが
←嬉し泣きですよ！
←嬉し泣きですよ！最近リメイクブームですかね…
あっ、最近そんな投稿ばかりしてましたね（笑）
ちゃんと読んでもらえてるって事で前向きに受け止めようと思います❣️
明日から6月
良い週末をお過ごしくださいませ😊
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