Until U're In My Arms Again | bien dans sa peau

Until U're In My Arms Again



悠久の昔に

光だった僕らが2つに別れた時。


ただ、希望と期待が

キラキラと満ち溢れていて、

僕らはそれらを胸に

それぞれの時の中に潜り込んだ。


僕らはいつだって

お互いを見つけたけれど、

共に過ごせる時もあれば、

それが無理な時もあり、

ハッピーな時もあれば、

壮絶な関係の時も経てきた。



新たな命として生まれてくるたび、

幸い、どんな記憶も消えてくれる。


僕らの旅は、また一からはじまる。



【2人の香り】の微かな記憶。



それらを手がかりに、

僕らは、互いを求め、

また、新たな気持ちで出逢うのだ。





今、僕の腕に抱かれている君は、

すやすやと穏やかな寝息を立てている。



「僕は、かつて、

君のこの細い首に手をかけて、

死に至らしめたことさえあるんだぞ」



僕に命の尊さを教えてくれた君。

僕に全ての信頼を寄せてくれる君。

僕をこんなにも愛させてくれる君。




君という存在で、僕は知るんだ。

この宇宙の世界の自然の摂理を。



君という存在で、僕は知るんだ。

君に愛されている限り、

無限の幸福のただ中に漂う存在なのだと。






 


💜朗読