おとといは、田町駅東口で街頭演説させていただきました



「ブログの読者です!」とお声かけいただいたりして、
すごくうれしかったです

今日は、これから品川駅港南口で街頭演説させていただきます!

昨日は、西麻布にある笄小学校の卒業式でした



2クラス計50人の卒業生のみなさん、おめでとうございます
こちらも、歌がすごかった!
みんながこうして大きな声で一生懸命歌える、というのは、
良い学校のバロメーターのような気がしてしまいます。

先月、笄小学校の学校公開に行ってきて、
6年生の「国際」の授業を見学してきました。

笄小学校には、他言語の児童のための「日本語学級」があって、
いまは約30人の児童が在籍しています。
国籍は、約20か国!!

英語圏の学校にある「ESL」のクラスのようなもので、
日本語が堪能ではない子供たちが、
たとえば、音楽とか図工とか体育とかは参加できるけれど、
国語とか歴史とか、理解が難しい授業のときは、
こちらの「日本語学級」で、個別の授業を受ける、
というものです。

その「日本語学級」の児童たちが、自分の国について
日本語で発表するのを、6年生の児童が聞いて、感想を書くのが
この日の授業の内容でした。



教室に、それぞれの国のブースができていて、
6年生の子たちが、グループになって、一つずつまわって
発表を聞く、というスタイル。

わたしもウルグアイ、ザンビア、フランス、イギリスなどの
ブースをまわらせてもらいました

みんな一生懸命、準備してきたのがわかる、素晴らしい内容で、
イギリスでは「小学校のクラスは20人、先生は2人」とか、
フランスでは「給食のあとのデザートが選べる」とか、
へえええ、な内容がいっぱいで、とっても楽しかったです

日本語がすごく上手な子もいれば、緊張しながら一生懸命話している子も
いて、異国で頑張る子供たちの姿に、胸を打たれてしまった。

私は高校3年生のときに、「赤坂ロータリークラブ」(当時は新南ロータリー)
の交換留学生として、オーストラリアのメルボルンの公立高校に
1年留学させていただいたのですが、
英語6年間も勉強したはずなのに、全然、通じなくて、
最初は本当にメソメソしながら学校に通っていました。

そういえば、先日、その「赤坂ロータリークラブ」にお招きいただき、
20年ぶりに、当時のホストクラブの方々にご挨拶する機会がありました。
あの経験がなければ、今の自分はないと思うので、
懐かしい顔、懐かしい部屋で、本当に感謝の気持ちで胸がいっぱいに。
「赤坂ロータリークラブ」のHPの中に、当時の自分の写真がのってて、
驚きました!!若い!!18歳!!
→ http://www.k5.dion.ne.jp/~akasaka/his/his_02.html


オーストラリアの「ELS」(英語がしゃべれない子たちの特別な英語クラス)では、
アジアからの難民の子たちがたくさん来ていて、
その子たちと、つたない英語で会話しながら、
勉強していた頃の、心細さとか、さみしさとか、
そこでやさしくしてくれた友達のありがたさとか、
いろいろ思い出して、涙が。。

学校や社会で、マイノリティーでいる子の気持ちは
本当に痛いほどよくわかるので、
「頑張れ。その経験がこれからの人生の支えになるよ!」
と心から応援したくなります。

卒業式には、「日本語学級」の発表をしていた子たちの
顔もチラホラありました。

卒業、おめでとう!!

港区議会議員 清家あい