おはようございます!
思春期教育研究所 アジュガ
代表の飯塚ひろみです
昨日は
新しい環境に脳が知らず知らず
拒否反応を起こしてしまう
と言うことをお話ししましたが
その続きです
人の脳は安定を求める傾向があり
自然と慣れていることを優先してしまうんですね
なので、初めての事や新しい習慣に
ストレスを感じるようにできています。
この切り替えの時期に、不平不満や頑張りすぎて息切れしてしまうお子さんが多いのはそのせいです。
そうですね…我々母親で例えるなら、
初めて使う台所で料理を任される
あの感覚です
毎日使い慣れた自宅の台所を脳が記憶していますから、何がどこにあるのか
分からずモヤモヤしたり
いつものように、手際よくいかなくてイライラしたりして、終わった後にどっと疲れてしまいますよね…
その他にも、初めて行く場所や初めて使う路線なんかでは、ちゃんと目的地に着くのか、乗り間違えたりしないか、迷わず行けるのか…
などなど、新しいことには新鮮さと同様に
なんとなく不安がつきまとったりします
それでも、我々大人は落ち着いて調べたり
誰かに聞いたりしながら迷いや不安を
解消できたりするのですが特に
環境の変化に敏感なタイプ
不安をそのまま
抱えてしまうタイプ
真面目で完璧主義の優等生タイプ
のお子さんは、なんとか頑張ってきた
モチベーションがゴールデンウィークを機に一気に下がり、学校に行くことがしんどいと感じてしまう場合があります。
では、どうしたら疲れた心を癒してあげられるでしょうか?
まずは
とにかく愚痴を聞く
クラスの様子を聞く
担任の特徴を聞く
好きな授業、苦手な授業を聞く
仲の良い友達のことを聞いてみる
部活について聞いてみる
何も話さない時は
いつでも話を聞く姿勢がある事を伝える
あ!くれぐれも尋問にならないように
しましょうね(笑)
問い詰めるとあっという間に
話してくれなくなってしまいます
そして思春期の子どもと話すときは
対面ではなく
横並び
の状態で話すのがオススメです
運転席と助手席
この並びは黄金比です
テレビを見ながら「新しい学校どう~?」
や「担任の先生ってどんな人?」
と話しかけるのもグッドですね
そしてもう一つ!
お子さんが学校や担任の批判をしても
一緒になって批判をしない
これ重要です
さて次回は、
なんで一緒になって学校の批判を
してはいけないのかを、聞き方のポイントと
合わせてお話ししますね!
それではまた!
飯塚ひろみ