こんばんは。
熊谷文乃(くまがいあやの)です。
今日のブログは「これしかない」「ここしかない」「こうでなければならない」とがんじがらめになっている方に向けて書きますね。
辻堂ゆめさん著「答えは市役所3階に」を読んでいたら、不思議な感覚になりました。
物語に登場するホームレスの男性の話を読んだ時、私がその男性を空の上から見ている感覚になったんです。
男性が小さなコロボックル(※)ぐらいの大きさで、その先に彼が行くべき場所(そこに行く事が彼にとって一番良い場所)があるんだけど、抗って頑なに動かないようなイメージです。
(※)コロボックルとは、ふきの葉の下に住む身長3センチぐらいの小人さんです。
男性は、小説の中で今住んでいる公園を離れたくない理由を話していました。
ホームレスの先客がいなくて、警察や市の職員もうるさく言ってこない。
遊具がないから、子どもがわんさか入ってくることもない。
目の前の道路の人通りも少ない。
だからどこにも移動したくねえんだ。
ネカフェを追い出された後、いろんな公園や駅を回って、先に寝てたホームレスや駅員と喧嘩したりもして、やっとのことでたどり着いた穴場なんだよ。
だけど、空の上から見ている私には、彼にはもっともっと生きやすい場所があるのが見えます。
実際小説の中でも、その公園を出ざるを得ない事が次々と起こるんだけど、それでも男性は「俺にはこの公園しかない」「この公園を追い出されたらもう生きていく場所がない」としがみついて頑なに動こうとしないんです。
だから次々と「出なさい、出なさい」って出来事が起きてきます。
空の上からコロボックルおじさんを見ながら、これって私たちの誰しもに当てはまる事じゃないかな、と思いました。
「これしかない」「ここしかない」と頑なにしがみついていると、本当に自分にとって必要な事や人や場所に行き着ける道を、自ら封鎖してる事になるのです。
宇宙はなんとかしてそこに行かせようと、あの手この手を使って動かさせようとします。
しがみついてる力が強ければ強いほど、厳し目の「動かざるを得ない事」が起こるのです。
でも、しがみつくのをやめて「なるようになる。必ず自分はうまくいく」と宇宙に委ねると、封鎖していた頑丈な門が開いて流れが始まります。
小説の中でコロボックルおじさんも、公園にしがみつくのをやめた途端、物事がくるくると良い方向に進んでいきました。
思考は安定を求め変化を恐れる傾向があるので、どうにかして現状維持をさせようとするんですよね。
「ここしかない」
「この人しかいない」
「私にはこれしかない」
だからそれらを手放して新しいことにチャレンジするのを躊躇いがち。
でも、それらにしがみついている限り、あなたにとって“もっと良いもの・事・人”が入ってこれない状態を自ら作っているんです。
先日のブログでご紹介した私の師匠であるあけみさんが話してくれた事です。
ずっと長い間インナーチャイルドカードで様々なメッセージをお伝えしてたんやけど、ある日突然“筆文字で伝えなさい”って夢を見たんよ。
でも“筆文字は嫌や”と抗っててね。
私にはインナーチャイルドカードがあるし、なんで筆文字?って思ってね。
でもある時“抗うのはやめよう。筆文字を受け入れてみよう”と思った途端、すごい流れがやってきて気がついたら今に至っているの。
全ての歯車が動き始めたって感じやね。
え?じゃあ今はインナーチャイルドカードはやっていないんですか。
自分でたまーーーにやるぐらいかなぁ。
お客様に「カードでも見てみましょうか?」って聞いても、みんな「それはいいや」って答えはるし(笑)
やっぱり、ガチガチに「これしかない!」「ここしかない!」と思い込まず「もっと私に合う事があればそれでもいいや」ぐらいにゆるく思っていた方が可能性の幅はぐーーーんと広がりますね。
私も「これしかない」「ここしかない」と思い込みがちなところがあるので、もっと心を柔らかくして“私に必要なものは必ず訪れる”と信じてゆるゆると過ごすことにします。
あなたも“固執している何か”があれば、少しずつ手放す事を意識してみてくださいね。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
明日は日曜日のプライベートブログをお届けします。
男子大学生からすごーく面白い電話がかかってきた話しです。
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