こんばんは。
熊谷文乃（くまがいあやの）です。
「文乃さんはいつぐらいから、ノートを見なくてもリーディング出来るようになりましたか？」
そう生徒さんに聞かれました。
よく聞かれる質問なので、今日はこのことについて書いてみますね。
その日はある日突然訪れました。
ある日突然、「ノートを手放せる！」と確信した瞬間が来たのです。
今でもその瞬間はハッキリ覚えています。
私はインナーチャイルドカードを習い始めてからも卒業してからも、インナーチャイルドや潜在意識やハイヤーセルフが何のことか全く知りませんでし
た。
カード自体をあまり理解していなかったのです。
当然リーディングも苦手で、質問も全く思い浮かばず…
練習させてもらっても、お客様も私も無言になり、シーンとした時間が流れていくばかり。
だって、本当に何を聞いたらいいのかわからないんです。
沈黙の時間が怖くて言わなくてもいい事をベラベラしゃべったり、尻切れトンボで終わったり、全身の穴という穴から冷や汗が噴き出たり。
そんな日々を繰り返していました。
1番不安だったのが「え〜？これで◯◯円？」って思われたらどうしよう、という事。
だから怖くてずっと500円でモニター募集ばかりしていました。
“500円ならこのぐらいでもしょーがない”と許してくれるのでは、と逃げていたんですね。
セッションの時は片時もノートは離さず、ずっと意味を読んでいた状態が続いていました。
それでも何回も何回も練習を繰り返していたら、6ヶ月ぐらい経ったある日、突然「あれ？カードとカードが繋がって絵本みたいに見える！」と感じたんです。
今でも5枚のカードが、絵本のように物語を紡ぎ出した瞬間を覚えています。
「もうノートはいらない」と、その瞬間思った事もよく覚えています。
実際その日から一切ノートは見なくなりました。
歴代のノートたち
初代
2代目
3代目
4代目
今のノート
初代の時代にノートを手放すことができました。
それから後のノートたちは、レッスン時の大切なバイブルです。
少し話は変わりますが、最後には繋がる話なのでもう少し読み進めてくださいね。
角田光代さん著「しあわせのねだん」という本を読んでいて、思わず電車の中で「そうそう！それそれ！わーかーるー！！」と言葉に出ちゃいそうだったフレーズがあります。
角田さんは小さい頃から極度の偏食で、ご飯とたらこぐらいしか食べられなかったそう。
大人になり「もっと色んなものが食べられるようになりたい！」と一念発起して、食べられないものを繰り返し食べてみる事にチャレンジしました。
慣れるまで食べて、食べられるようになる作戦です。
〜以下本文より抜粋〜
私は食べられないものをくりかえし食べることに心を砕いた。
椎茸、ブロッコリ、キュウリ、いわし、いか、たこ、それからウニも。
すると、本当にある日突然「あっ」と思うことがある。
よく留学体験者の話で、最初はまわりの人の言うことがまったくわからなかったのに、ある日突然音が意味を持って耳に入ってくるというのがあるが、あれによく似ている。
ぜんぜんおいしいと思えないものが、あるときふっと「まずくない」と思えるのである。
肝心なのは練習。
私は一年もせず、三十品目くらい食べられるようになった。
今ではたいていなんでも食べられる。
そうそれ！本当にそうなんです。
私にもある日突然「あっ、5枚のカードが絵本みたいに繋がって見える！」という日が来たのです。
肝心なのは練習です。
それしかないと言っても過言ではありません。
あの日の「あっ」をたくさんの人に味わって欲しいな、と心から思います。
卒業生さんから「あやのさん！“あっ”が来ました〜」「本当に“あれ？”“あっ”って感じなんですね」「あやのさんが話してくれてたみたいに、ある日突然なんですね」という報告をいただくたびに嬉しくて心が躍ります。
聞いて知っていた事を体験すると、「あ〜この事なんだ」と腑に落ち、その感覚を一度知るとまた次も同じような体験をするのです。
「私はあの感覚を知っている」という思いは、次の体験を連れてきてくれます。
繰り返し体験するうちに、自信がついて強くなれますよ。
これはインナーチャイルドカードだけでなく、チャネリングでも何にでも言える事です。
繰り返しやる事で、実力が身につき、出来なかった事が出来るようになっていきます。
練習相手がいない？
する気になって本気で行動すれば、練習相手はちゃんと見つかりますよ＾＾
是非たくさん練習をして「あ！」を体験してくださいね♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
愛と感謝を込めて。
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