糸島のアトリエの庭に新しく作った物件、ただいま入居者募集中です!
新築ほやほや。
南東向き。
桃の花も満開、もうすぐシロツメクサもたくさん咲きます。
大家はすぐ隣にいますが、放任主義なのであまり気にしなくて結構です。
大家族歓迎。
ただし、入居者はニホンミツバチに限ります。
そう、作ったのはミツバチの巣箱です。
先日「糸島・甘酒ファスティング施設『セルラボ』」さんで行われたワークショップでDIYしました。
材料は切って揃えてあったので、インパクトで組み立てるだけ。
とはいえ厚い板、慣れぬ作業で結構時間がかかりましたよ。
講師は大分県玖珠郡から福⑧堂の吉武琢磨さん。
愛蜂家で搾取家。
ニホンミツバチの巣箱を200箱程設置しているそうです。
日本ミツバチの養蜂家さんといっても、それぞれで考え方や手法がまったく違うのですが、吉武さんはミツバチ目線で、ミツバチの気持ちを考えて共生していくタイプの方。
無理やり遠くから連れてこない、誘引剤に頼らない。
住みやすい環境で選んでもらわないと、一旦は入っても逃げたり弱ったりしてしまうから。
過剰にお世話しすぎない。元々日本ミツバチは野生で生きているので、度々世話しなくてもやっていけるはず。
はちみつも採りすぎず、冬越しできるように。
とにかく「不自然」なことはしない。
などなど、ミツバチと自然環境への愛と感謝を忘れない姿勢がとても好印象でした。
というわけで、吉武式で作った巣箱をアトリエの庭に置いてみたのです。
ニホンミツバチのミツロウを箱に塗って匂いをつけて。
ただし、あまり広くない庭だし、線路は近いし、湿気が多いので、果たして入居してもらえるかどうかは分かりません。
この辺りでは西洋ミツバチは見るけれど、日本ミツバチはあまり見かけないので近隣にいるのかどうかも…。
でも無理やり連れてくるのは私も違和感があるので、あくまでも分蜂群の自然入居待ちで置いておきたいと思います。
蜜源になる花をもっと植えよう。
クモとかムカデとかアリとかが住み着いてしまったらヤダなぁ…。
その可能性大な予感…。
糸島の前原駅近辺で、お住まいをお探しの日本ミツバチさんをご存知でしたら、akarizmさんとこの庭にいい家あったよってお伝え下さい!
駆除されたりせずに自由に暮らせるよってね