すっかり放置していた
気が付けば今年もあと2か月
 
貧血を改善する為に
11月末に痔の手術を日帰りですることにした
 
手術までの間
食事量を増やし
鉄分を意識した食事を心がけていたら
ビックリするくらい
疲れやすさや動悸、息切れがなくなった
 
 
そして最近読んだ本に
こんな事が書いてあった
 
 
「海にいるフナは最近悩んでいました
それはときどき息苦しくなったり
タイやタコと遊んでいても面白くないからです
どうしてほかの魚のように自分は楽しく遊ぶことができないのか
それに食べ物も美味しくない
「生きているのがつらいなー」と思っていました
 
それでも一人になるのが怖くて
タコのあとについていったり
タイの仲間に入れなかったときには
イルカと遊んでほしくて一生懸命イルカに
ついていきました
 
しかし
「どんなに努力してもこの世界では生きられない」
と苦しんでいました
 
ある日、川の近くに遊びに行きました
気がついたときには
アユの仲間と遊んでいました
そこへフナがやってきました
 
フナである彼は自分がフナとは知りません
 
フナは、フナの仲間と遊ぶと水を得たようになる自分に驚きました
それ以上にタイやタコといるときのように、いつも自分を抑えないでいることが
こんなにもラクなものかと、不思議でなりませんでした
萎縮しないで自由にのびのびと遊ぶことができてうれしくなりました
 
夕方になりました
フナは海に住むものだと思っていましたから
無理して帰ることにしました
 
それからです
フナは迷いました
海に住むと生きづらい自分
でも昔からなじんだ魚がそこにいる
しかし
あの川のようなやすらぎと居心地のよさが
感じられない
 
こうして、フナは悩みながら海に執着し
とうとう苦しみから
海の世界でしんでいきました
 
 
 
 
 
このフナを優柔不断の自分に置き換えて考えてみたらどうなるか
まず、フナは自分が誰だか分っていない
自分を知らないと、どのようにふるまえばいいのかまったく分らない
 
こうなると、相手に合わせることで自分を守るしかない
「自分がない」ということはタコと一緒に遊ぶときはタコになる
タイと一緒のときはタイのようにしなくてはいられないということである
 
つまり迎合することでしか生きられないことである
 
「自分を持ちなさい」といっても
このフナを見れば分るように
自分を知らなくては自分を持つことは無理なのである」
 
 
加藤諦三  自信と劣等感の心理学より
だいわ文庫 一部変更
 
う~ん
私も自分が
わかっていないな・・・・・・