「最近、公園に行きましたか?」
公園は、誰にとっても平等に、開かれている。
誰もが自由に利用できる、公に開放されている魅力的な場所(園)。
幼い日の私には、公園は、好奇心をかきたててくれる学びの場だった。
常に身近にあって、呼吸をする感覚で…気づけばそこにいる。
日常の延長線上に存在している場所。
公園に行けば、誰かがいて。
ひとり、またひとりと見知った顏が集まり、のびのびと遊んでいた。
私は活発な、いわゆる“おてんば娘”で
遊具なども積極的に活用しながら、
砂埃にまみれるのもお構いなしに駆けずりまわっていた。
鬼ごっこもしたし、競うように高く高くブランコをこいで、
揺られて、一瞬空に少しだけ近づいたような気がしたこともあったっけ。
大人になって、公園でパンツやスカートの裾をまくり上げて、
跳んだり走ったりすることは、ほぼほぼなくなった。
代わりに公園は、解放的・健康的な癒し、
憩いを与えてくれる場所となっていったように思う。
取材の帰りなどに、普段は足を踏み入れることのない公園に、
ふらりと立ち寄るのも楽しいし、家や職場の近くの、
見慣れた、足を踏み入れ慣れた公園のベンチで、
のんびりドリンクやおつまみ片手に足をのばすひとときも、また快い。
いくつもの公園を取材させていただいたこともあり
その時は、仕事で訪れているのに、
心とカラダをがちがちの緊張感や肩凝り、
ストレスなどから解放させてもらえている…なんてありがたいこと!
と、なんだかトクした気分になったものだ。
不思議なのだが、
公園では、初めて会った人、見知らぬ人、すれ違う人に、
声をかけても、怪訝な顔をされることなく
穏やかに、にこやかに、会話ができてしまう。
犬の散歩をする人に、「可愛いですね」と声をかけると、
とても嬉しそうな反応が返ってくる。
楽しそうに遊んでいる子どもに、
「何して遊んでいるの?」と声をかけても、照れはしながらも、応えてくれる。
わかりやすく遊びの内容を見せてくれもする。
公園は、大人にとっても、親しみが持てて
心温まるコミュニケーションが、自然に可能となる。
肩の力を抜いて、自分をリフレッシュ・リセットできる。
思っている以上の、活用の幅が見いだせるのだ。
発見・学び・気づき…
そして、心とカラダを健やかにしてくれる機会が、ある。
公園をもっと楽しく
パークファン park fun!
【転載】
もっと自由な発想で、もっと楽しく、
もっと柔軟に公園を使いこなすための取り組みです。
令和3年度から、大阪市では市民や事業者の皆さんとともに、
もっと自由な発想で、もっと楽しく、
もっと柔軟に公園を使いこなす
「みんなで公園活用事業(愛称:パークファン)」
を進めています。
市民や事業者の皆さん自身が、
主役となって活躍できるように、
公園を使ってやってみたいことを応援します。
「パークファン」という名前には
公園が皆さんにとってもっと楽しい(fun)場所となるように、
そして公園のファン(fan)が増えるように
という想いを込めて事業を進めています。
昨年、好評だった
『お昼休み☆20分ゆるゆるストレッチ』
3月21日(木)3月28日(木)
能登半島地震の
チャリティーイベントとして
開催されます。
(雨天中止の場合は、公式LINEでおしらせ)
この機会に、ストレッチで、災害に負けないからだつくりを!
日時 3月21日(木)3月28日(木)12:30~12:50
能登半島地震のチャリティ-イベントとして開催します。
対象 だれでも歓迎!
場所 中大江公園(大阪市中央区糸屋2-2)
参加費 無料 能登半島地震の募金をお願いお願いします(任意)
申込み 不要 直接お越しください。普段の服装のままで大丈夫です。
お問合せ06-6942-1885(ヘルシージョイクラブ)
10:00~17:00 土曜日・日曜日・祝日 休み
(ライター 日下郁子)