遅くなりまして大変申し訳ありません。
8月13日(金)「AKBN0スタートイベント、10年後この日は伝説になっています。
早くもアイドルの試練がやってきた」についてリポートさせていただきます。
あの日から早いもので19日も経ってしまいました。
正直、盛り上がりはスタッフ、メンバーの想像を超えてました。
お客さんの数も、100人来てくれればOKかと思っていました。本家AKBは最初7人だったらしいのでそれを越えればOKかと・・・
12時に代々木公園の事務所に使用料を払いに行ったら、事務所の方から、「もう何人か来ているみたいですよ。」と言われ、驚きました。
なんと、始発で来ていただいたとのこと、こんな得体の知れない、アイドルグループのために始発で来てくれるなんて、感謝、感動、感涙ものでした。
メンバーは13時に集合。立ち位置、リハーサルをして、メイク開始。
野外ステージでのリハは周りから丸見えで、ちょっとやりづらかったですね。
開演直前には、予期せぬ観客500人!
この雰囲気の中、進行を忘れずにやってくれるか心配でした。
何せ、1か月前は、みんなふつうの女の子。それがあっという間に、「アイドル」になってしまったわけですから。
ダンスレッスンも、5回ほど。
前日の通しリハでも、MC部分を覚えてなくて、どうなることやら。
テンションMAX、不安もMAX、すでに泣いているメンバーもいる。おいおい大丈夫か?
本番直前まで楽屋裏では、それぞれMCの練習とダンスのチェック。
緊張感が高まります。
スタート前、メンバー全員で指をつなぎ、ゼロを作って気合を入れました。
さあ、19時ちょうど、デビューライブスタートです。
舞い上がってMC部分がボロボロになるかと不安でしたが、意外にみんな本番に強い。
無難にMCをこなしました。
絵奈と、ももと、あいは、直前にMCの担当が変わって覚えるのが大変だったと思いますが、
家でしっかり練習してきたのでしょう。前日とは見違えるほどの出来でした。
「マジで恋する5秒前」、「会いたかった」、「愛の種」を歌い終え、2期生候補生も登場。
2期生候補生はアイドルになっていないのに、いきなりこんな大きなステージに立って大緊張。
本番前には裏で泣き出す子もいたりして、どうなることかと思いましたが、5名全員しっかりと
自己紹介をこなしてくれました。
2期生も度胸満点、頼りになりそうです。
そして、本日のクライマックスへ・・・
アイドルの試練 その1を発表。
司会者にスタッフが手紙を渡します。もちろん台本にはありません。
「本日はお忙しいところご来場いただきまして誠にありがとうございました。
今年の5月1日にちょっとしたシャレでスタートしたAKBN0ですが、
わずか3ヶ月でこのような大きなステージでライブができるとは思ってもみませんでした。
これもひとえに全国のクライアント様のおかげです。
最終公開オーディションでの売り上げによって、今回のイベントを行うことができました。
しかしながら、そのときの売り上げも、メンバーの衣装を購入し、ダンスレッスン、ボイスレッスンを行い、今回のイベントを行った結果、資金はゼロになってしまいました。
そこで、あさっての8月15日日曜日、メンバーとクライアント様とのお近づきイベントを開催させていただきます。
ただし、AKBN0は、売り上げ至上主義。売り上げあってこそアイドル。
売り上げのないアイドルはアイドルではない、をコンセプトに挙げております。
1期生8名には、さっそくアイドルの試練に挑んでもらいます。
では、ここで、アイドル続行の合格ラインを発表します。
あさってのイベントで、売り上げ5万円以上あれば、アイドル続行、5万円未満なら即日引退。
これが合格基準です。
クライアントの皆様、応援をよろしくお願いいたします。」
突然の発表に泣き出すメンバーが続出。
会場からも絶叫・・・「大丈夫だよ。オレがついてるから大丈夫!」
多くのクライアント様がそう叫んでいますが、メンバーは気が動転して全く耳には届いていません。
このとき、AKBN 0 がどんなグループなのか、メンバーも理解しました。
AKBN 0 では、安心してアイドルを続けられる人は1人もいません。
芸能界というのは厳しい世界です。
力のあるものだけが残る、弱肉強食の世界なんです。
売り上げのあるものだけが、アイドルを続けていけます。
アイドルになれて、ウキウキ気分のメンバーにいきなり現実を突きつけました。
このときのメンバーの心境は?・・・・次回お送りします。お楽しみに!