今を生きる
今ここにいることだけがすべて
これが
国が変われば
状況が変われば
今日を生き延びることがすべて
になる
フィリピン台風災害
先日、東京神田でフィリピン台風災害の支援チャリティーイベントがあって
久々に会ったこの人からも聞いた
「今を生きる」って
生きてんだぜ
俺たち
生きながら社会の奴隷になるんじゃねーよっ！て
なんの飾り気もなくモノを言うんだ
ズバっと確信をついてくる
あまりの爽快さに
笑えてくるな
長倉顕太さん
長倉節健在だな
元フォレスト出版の敏腕編集長として活躍し、
今やカリスマ編集者
出版業界を引っ張っている人
相変わらずの毒舌だし（笑）
しかもますますパワーアップしてるし
この人がこんなんで、
嫌われ感満載で
自分の言いたい事をいい、
ひげとかそらないで
わざと汚いカッコしてきてやるんだもんねー、オレ
とか言っちゃうし、
オレこんな人間だから、どうしようもない人間だから
プライド？
そんなもんねーよ
だから人と比べることなんかしないんだよ
と本音バンバンぶつけてくるから、
だから
みんなが信頼して集まってくる
彼が彼のブラックを出せば出すほど人が集まってくる
この人がこんなだから
彼のもとにはかなりの行動力の持ち主が集まってくる
この日
このイベント主催の
女性
又吉やよいさん
もそのひとり
昨年のフィリピンの台風災害の事をきいて、今年の正月、いてもたってもいられなくなって、なんと現地まで行っちゃった！
フィリピンによ～(°_°)
台風災害で、家も壊れ、ガレキの中に御遺体が放置されてるようなところによ～(°_°)
英語も堪能じゃないし、
旅慣れているわけでもないのに、
何度も何度も乗り継ぎしながら
乗り継ぎしたたくさんの国が出てきたけど
聞いたけど忘れちゃうくらいたくさんの国をまたいで乗り継ぎして
現地へ行ってしまった
私なんぞタイ、バンコクからチェンマイの乗り継ぎひとつであたふたしてたのにね
深夜の客が自分ひとりしかいないマニラの空港から歩いてバスに乗ったり、
聞いていたらよくぞ命があったよね
どんなに怖かったろうね
けど命かけて行った
日本にいて、賛同するなら募金すれば良いことなのに
私は東北の震災の時も、わずかながらの募金をイオンで買い物したついでにいれた。
(それがその時私ができることだったからそれはそれでいい)
彼女はその時も何度も東北の支援に入ったそうな
そのパッションはあまりに熱い
だってさ、だってさ、
死ぬかもしれないんだよ
自分
しんじゃうかもしれないんだぜ
感染とかもあるかもよ
遠い異国でただでさえ治安が悪いのに、災害ですべてが壊れている国に女性ひとり入っていくんだよ
現地に行けばNPOやNGOと合流するとはいえ、
インフラ整備など手付かずの状態の壊れた国に女性ひとりで入っていくんだよ
それも自腹切ってだよ
すげーっ！って思うよね
やりたいからやる
まさにこれだけ
与えるだけ
ひたすら
彼女は与え続けた
彼女自身は与えたなんて思ってないかもしれないけど、
やりたいことやってるだけなんだろうけど
損することをいとわない
もう損とか得とか
そんな言葉もないのだろうが
現地の子ども達は
想像もつかないほど過酷な状況にいるのに、
笑顔がキラキラしてるんだって
目がとっても綺麗なんだって
悩みがあるのは
不安があるのは
ある意味
恵まれてるんだろうね
今日を生きること
今を生き延びることしかないから
悩んでるヒマないから
彼女はボランティアを続けながらそんな子ども達と触れ合ってきた
そんな彼女をみていれば
自然と
彼女を応援してくれる人があらわれる
そりゃそうだよね
そんな生きざまをみせられちゃ、たまんないよね
応援したくなるよね
なにかあったら
私にできることがあるなら
自分にできることがあるなら
力になりたい
そんな人が集まってくるよね
彼女はただ現地にいってみる
それを選んだ
彼女が助けて、といえば
自分にできることならしてあげたい、と思うよね
過去たくさんのあれやこれやの経験は今ここにはない
けど
その経験があったから
今ここにいるの
彼女のこれまでの人生に何があったかは知らないが
いろんな出来事が彼女の真の強さになってるんだろうな
過去は今ここにはないけど
未来も今ここにはないけど
経験をなかったものにするという事では決してない
それが今ここの厚みをつくるから
今ここを生きるエネルギーになるから
私のできないことをちゃんとしてくれる人がいる
それはこの人にまかせて
私は私のできることをしていこう
ちゃんと悩める平穏な日々に感謝
ああ、熱い思いをもらった日でした
ありがとう
さあ、今を生きよう、わたし