「ありがとうを曲に込めて贈ろう」 京都 釜村ピアノ教室 -3ページ目

「ありがとうを曲に込めて贈ろう」 京都 釜村ピアノ教室

大切な方に、心を込めたあなたのピアノを贈ってみませんか?


つづき



そんな中、

これやってみたいな。
この曲は好きか?
あんまりピンとこない。
じゃこれは?

など

お互いに本業は
写真家でありアーティストのジャスティンと
クラシック畑の私が

色んな曲で遊んでいました。



そんなある日、

『私はCANFARのアンバサダーをしているのですが、2月末にHIVのイベントで歌わされることになりました。彼らは私にホイットニーのgreatest love of allを歌って欲しいと言っています。  観客の前で演奏するので、ピアノトラックが必要なんです。CANFARがあなたに仕事として依頼したい』

と、アレンジのお仕事を
持ちかけてくれたのです。


ぎゃーーーやりますーーー!!
となったのは言うまでもなく。
 


CANFARとは、カナダのエイズ研究財団で
HIV感染者の沢山の方々を救っています。

正しい知識や理解を広めて、
安全に暮らす為に日々活動されている団体。


そこのアンバサダー(広告塔)を
ジャスティンはしているという。

何も知らなかった。。


そこから2週間、
慣れないパソコン作業で
作っては歌ってもらって直し、
作っては直しを繰り返し
本番直前までやれるだけやってみた。


怖いもの知らずとは、このこと。

そして当日。



トロントの背の高ーーーい

素敵な場所でのイベントで。


彼は高い所キライなのか😆

エレベーターの中では

子供のようで。

でもワクワクしてる。


私もそこにいるような気持ちになれるような

色んな動画を送ってくれた。



みごと歌いきった様子は

全貌をもらってから〜(もらってない笑)





POSEのドラマを見て感動し
自分用の伴奏動画を作った事から
こんな事になるなんて。


HIV感染者に対する偏見や差別は
ドラマの中の事ではない。

実際彼から聞く話と
ニュースになっている文章は
まるで別世界。

もっと本当の事を広く伝えて
予防、検査、治療、
感染者への精神的ケアなど、
HIV感染者をゼロにする事を目的としている
CANFAR。





コロナの波が
終わったように見えている世の中、
様々な病で苦しんでいる人は
まだまだいる。

病でなくても
精神的にやられている人も沢山いる。


その中で、より良い未来にしたいと
日々活動されている方々も、沢山いる。


ジャスティンもその1人。

ここから、本当の彼を
知っていく事になります。







何回かこちらでもお伝えしておりますが
海外ドラマPOSEの曲の伴奏を作った所

海外の方が『歌ってみたよー』と
お知らせくださる事があります。

“POSE" は、LGBTの方を中心に
HIV感染者となった彼らの生き方が
描かれたドラマです。



その中で

ジャスティンは、

カナダ トロントと、アフリカ ケニアを
拠点としている

プロ写真家さんです。
(行ったり来たりしている)



私が見ても


すごいセンスを持っている写真家さんだと

わかります。


フォトヴォーグなどにも紹介されており。




ご自身が、LGBTであり

HIV感染者だという事も発信しています。




このジャスティンと

誕生日やクリスマスなどに

たわいもない話や、音楽の遊びをしていました。


『最近どう?』
『これやってみたー!』
『それどうやってやるの?』
『これに、こんなん付けたらオモロイね!』
『じゃあ、これは?? …むずかしーな!😆』

のように。



本当にこの人は、色んなことを

遊ぶように楽しんで生きているんだなぁ


と感じる瞬間が沢山あって。



もちろんそれに反して悩みもあるけど

隠さず苦しみぬいた先に

また遊びが出現する
(遊びを出現させている?)

のを、度々目の当たりにしていました。


彼の心の中の
『キャー😍😍😍!』という声が

聞こえる気がする。



私は、彼の遊びの中のひとつ、

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