【モンテッソーリ・困難性の孤立化】
英語・ひらがな・数字など、遊びながら身につけられるように考えられて作られた知育玩具がたくさんありますね。
例えば『ボタンを押すと音が出るタイプ』→ネコの絵が書いてあり、押すと《cat》と発音された音が出る。
扱う子どもの年齢にもよりますが、もしこのタイプのオモチャを3歳未満の子どもに与えた場合、どこに反応していると思いますか?
「押す・音が出る」という感覚の部分に反応しています。
あくまで感覚的に取り入れます。猫がcatであると覚えることが出来たとしても、彼らが必要としているものは感覚にアプローチするものです。
モンテッソーリの教材は、子どもに与える感覚的な刺激を《1つ》の教材に対して《1つ》と定めております。
困難性を孤立化させることで、子どもの中で秩序だって記憶されていきます 。
【大きさ:困難性の孤立化】
大きさが一貫性を持って変化していく教材→色はすべて同じ
【色:困難性の孤立化】
色がグラデーションのように変化していく教材→形はすべて同じ
【音:困難性の孤立化】
音が出る教材→形や色はすべて同じ
これらは“感覚の敏感期”であるおおよそ3歳の子どもたちへ提供する「感覚教育」の教材です 。
4歳になりますと“言語の敏感期”です。
「言語教育」 【言語:困難性の孤立化】
↓
文字の形が変わる→素材・色・教材本体の形が同じ。
5歳になりますと“数の敏感期”です。
「数教育」 【数:困難性の孤立化】
↓
《数のビーズ》→ビーズが一貫性をもって増えていく。ビーズの形・色は同じ (※色ビーズになると、数により色が定められており、1〜10までそれぞれ色がついております)
《ゼガン板》→数字が黒で1〜10まで板に示してある。板の資材・形・色が同じ。
困難性の孤立化は、モンテッソーリの教材以外でも日常生活の中で応用し活用できます。
子どもとのコミュニケーションでも同様です。
お友だちとケンカした時など子どもたちは興奮しております。
仲介に入る大人が発する言葉を通して困難性の孤立化を用いて伝えると、子どもたちは自分が今何を相手に伝えたいのか、自分が今どう感じているのかに気づき、落ち着き始めます。
モンテッソーリは教材があるからモンテッソーリなのではなく、大人の“在り方”なのです。
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〜モンテッソーリの環境構成〜
https://aki-nakasone.amebaownd.com/pages/6370671/static
『子どもの真の理解者』になる。
モンテッソーリは大人(オトナ)のものです。
子どもはすでにパーフェクトです。
それを取り囲む大人が子どもの真の理解者であること。
そのためにモンテッソーリがあると思っております。
大人こそモンテッソーリなのです。
私たち大人が「正常化した姿」で子どもの前に存在すること。
(モンテッソーリ用語:「本来の姿」という意味です。)
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【意図的に生きるAvatar®Course】
ふつうの私が「本当」な気がする方へ進んだ先に出会った意識を意図的に使う方法を学ぶアバターコース。自分の意識の始まりから、自分自身のことをしっかり深く学んでいける。もちろん色んな技術も身につく。自分自身が子どもを見る目、人間を見る目を変えてくれるような、変革につながるトレーニング。とにかくいろんな方に知ってほしいトレーニングです。
アバターコース
https://ameblo.jp/akinakasone0310/entry-12697716171.html
モンテッソーリ教育が100倍分かるようになるアバターコース
https://ameblo.jp/akinakasone0310/entry-12773378659.html
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