子供を産み育てること。
それはとても大変なことです。
母親は特に。
妊娠中の苦痛、出産の大変さ、不安、出産後のホルモンバランス、など。
想像できないほどのものだと思います。
自分の好きなことも、日常もままならない。
そんな大変な思いをして育てた子供にも、反抗期などがきます。
不登校になったり、引きこもりになったり、夜な夜な遊び歩いたり。
お母さん、お父さん。
子供を育てるのは大変だと、お子さんにお話したことはありますか?
愚痴でも、テレビからの話題でも、知り合いに子供が産まれたときでも。
子供が妊娠したときでも。
様々なときに、育児の大変さを話しますよね、それは無意識でも。
当たり前なことです、これから育児をする方へは、勉強になりますし、子供にどれだけ命を伝えることも、大切なことです。
ですが、それだけ終わっていませんか?
子供を育てるのは大変。
お金がかかる。
寝る時間もない。
自分を犠牲にする。
確かにそうかもしれません。
ですが、それだけ親から言われたら。
どうなるでしょう。
いくら成人していても。
いくら言葉が分かる歳になっても。
「そこまで大変なことをして、生きる価値は、自分にあるの?
そのせいで、親の人生の一部を犠牲にしたの?」
そう思ってしまう方もいます。
愛していると、伝えてください。
大変だったけど、会えて良かった。
だから今あなたと話せて良かった。
照れ臭いかもしれません。
ですが、その一言で、笑顔が増えるなら。
そう祈っています。