前回は精神障害者も一応体に影響があるんです。
ということを書かせていただきました。
今回は交通助成について書きたいと思います。
こういう話は、差別は良くない、精神だって大変だ、という感情論になることが多いので、なるべくそうならないようにしていきたいと思います。
まず障害者基本法が改正され、精神障害者も障害者と規定されました。
そして、障害者差別解消法では、差別の解消を宣言しています。
つまり、
精神障害者も知的、身体障害者と同じ。
障害者間の差別はいけない。
この図式だけ見れば、精神障害者にだけ交通助成がないのは、矛盾します。
精神は障害者認定するのが難しい、や、医者をだまして障害者になる人もいる。
という意見もありますが、交通助成の引き合いに出す理由としては少々違う気がします。
ここで問題なのは、障害の種類がなんであろうと、他の障害者と差別してはいけないという法があるのだから、精神障害者にだけ交通助成がないのはおかしい。ということ。
精神障害者への交通助成の話は、以前もありました。
そのときになぜ助成が下りなかったか。
精神障害手帳に顔写真がなかったからです。
顔写真がないので、身分証明書にできない。よって交通助成は認められない。
というのが返答でした。
それなら、と、今の精神障害者手帳には顔写真がついています。
顔写真つけました、住所も名前も生年月日もついてます。
身分証明書として成り立たないという条件はクリアしました。
ですが交通助成OKが出ない・・・・。
という段階です。
法的手続きも国からの要求も満たしているので、交通助成は認められて良いものだと思うのです。
と、現在行われている署名活動に触れているので、そちらのURLも載せておきます!!
よろしければご協力お願いいたします。
http://seishinhoken.jp/proposals/view/600