あれから、15年。(71) | 泣き虫デザイナーのニューヨーク奮闘記、 のその後、それからの ご あきうえ

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ファッションデザイナー「GO AKIUE(ごあきうえ)」のブログです。
I am a fashion designer.
Creating clothes is my passion. I've designed clothes and accessories for actors, singers, and other media personalities.



NY編、再開しました!
長々と休んで、本当にご心配をお掛けしました。   (≧∇≦)

これ、日光に居る時に既に書いてたんだけどね、載せる勇気がなかってん…
だいぶん、省いたよ。
それでは、再開!↓


「あれから、15年。(71)」


その日、AKIUE-GOの営業時間が終わって
いつもの様にカメラの前でコメントを撮った。


ディレクターさんがカメラを回す。

「GOくん、どう?
3万ドルはいけそう?」


色んな想いがあった。
これまで、出来る限りの努力はした。
たくさんの方々が応援してくれた。

3カ月3万ドル。
期限を残すところ、一ヶ月を切った。

暑いマンハッタンの夏を無我夢中で走った。

でも、走っても走っても…
ゴールが見えて来ない。
見えてけえへんねん!


「ファッションデザイナーを辞めます。
3万ドル達成出来なければ、僕はファッションデザイナーを辞めます。」


軽々しく口走ったわけではない。


日本にいるたくさんの方々の暖かな思いと応援で、
阪急百貨店で二週間で2億円の売り上げを達成した後、
オレはひとつの選択を迫られていた。


選択をと言うよりも、それは決定事項。


オレは【痩せたおじさん】に頼んだ。

僕がもし、どこかに所属しないといけないならば、
それなら、痩せたおじさんのところで預かってくれませんか?


痩せたおじさんはアパレル企画会社を経営していた。


痩せたおじさんは、どこか寂しそうに言った。

「君はもうブヨちゃんのところに行く事が、ほとんど決まっているんだよ。
私も、GOくんを預かりたいけど
ブヨちゃんが黙ってるわけがない。
今のGOくんは、金の成る木。
私にはそれを横取りする勇気はない。」


ASAYANとは関係のないところで、オレの人生の歯車が回り始めてた…

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画像は、この後の事なんて想像もつかなかった頃。
NYに来てすぐ、アッパーイーストの懐かしいオンボロアパート。
S君持参のチェキ☆



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#チェキ #ごあきうえ