またまたご無沙汰しております。

いつの間にか夏休みが終わってしまいました。

なんだか不完全燃焼で終わった夏休みでした。

ワタシ的には1年の半分ぐらい夏休みでいい気分です。


ところで、ココのところ延々と認知症介護をされている方のブログを

巡り巡っているなのちんです。

いつもはスマートフォンから拝見しているため、パソコンを

起ち上げるのは実に2週間ぶりになります。


こうして久々にパソコンを前にしているワタシの膝には

ちゃっかりワンコが乗っかってきて暑いことこの上ありません。

どうしてワンコって一日中寝ていられるんだろう。

くーーーっ!羨ましいぞ!!



本日届いたこちら↓↓↓




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母が入っているグループホームの利用料請求書です。

(個人名、事業所名は伏せてあります)



<一部負担額>  29285円

<家賃>       71100円

<共益費>     19000円

<食費朝食分>  10850円

<食費昼食分>  12245円

<食費夕食分>  16585円

<おやつ>      3100円

<水道光熱費>  24000円


合計   186,165円





母のグループホームは、ターミナルケア型(終身介護)なのですが

開設してまだ半年なので、多くの利用者さんが自立されています。

それほど手がかからない方が多いということです。

ワンフロア9人ですが全員が自力歩行できますし、話してみても

「ホントに認知症?」というような方が、母を含めたくさんいます。


でも、認知症は完治しない病気。

あと5~6年もしたら・・・もしかしたらもっと早く、寝たきりになる方も

増えてくるかもしれません。

そうなれば介護にかかわる職員さんたちの負担も大きくなります。



相変わらず利用者にとっては負担の大きい利用料ですが、

介護されている方のお給料ってどのくらいだかご存知ですか?



母のホームの職員さん、お給料手取りで18万円だそうです。

もちろん常勤で、月に何度か夜勤もあります。

29歳、男性職員さん、独身。


生活は成り立つんだろーか・・・


ワタシね、25~30万くらいの報酬は受けていると思ってたんです。

「今月はよく働いたなぁ~」なんて時は超過手当?みたいなのを入れて

30数万ぐらいにはなるんじゃないかって。

職員さん方の労働時間や、仕事内容なんかを見ていると、それでも

決して多くはない額だと思ってたんですよね。


それが18万て・・・


しかも、東京都はお隣の神奈川県に比べると、これでもいくらか

高いっていうじゃないですか。

命を預かる仕事の報酬としては、あまりにも低賃金だと思いませんか。


いつも温かく介護してくださっている職員さん方に頭が上がりません。

そんな気持ちで母に見送られながら帰ってきました。



銀行に用事がありまして、、、

先月母の名義で定期預金をしたのですが、その時にキャッシュカードを

作るのを忘れてしまったのね。

仕方がないので母を連れてカードを作りに行ったはいいけど、

カードって郵送されるんですね。

でも、母宛ての郵便物はワタシの家に転送されることになっていまして、

キャッシュカードのようなものは「転送不要」扱いで送り主に戻ってしまいます。

そのため、また母を連れて銀行に出向き、窓口で受け取らなければならなくて

面倒ったらありませんでした。


後見手続きを取ればワタシが代理で可能なんだけど、後見手続きをすると

キャッシュカードを持つことができません。

その都度名前やら住所を書かされるのですが、本人目の前にいて身分を

証明するものまで出してるんだからワタシの代筆でもいいじゃん!

なんて要望は当然通りません。

その行員さんとは長いお付き合いで、母の顔だってよーーく知ってるのに!

融通が利かないってイヤよね。


母を外出に連れ出すと、たいていお寿司を食べに行きます。(回るやつね)

ワタシは頑張っても5皿でギブアップ。

それなのに母は軽く7皿いきます。

おまけにデザートにわらび餅なんて食べてしまいます。



あのさ・・・

満腹感ある?



思わず聞いてしまいましたが、満腹感はあるそうです。

ホームの方に伺っても、「必要以上に召し上がることはありませんねぇ」と。

じゃ、ボケて(あ、これ禁止用語?)食べ続けてるわけじゃないんだと、

とりあえずホッとしています。


それにしても75歳、最強の胃袋だな。



そして、お会計のときには必ず母が伝票を手に取ります。

いつもこの時、泣けてくるんだよね。


母のお財布には通常5千円しか入れていません。

ホームにいるとき、一円も持っていないのでは心細いだろうと、

いつも5千円の入ったお財布を持たせています。

ホームには預り金として常に3万ほど置いてあるので、この5千円を

使うことはないのですけど。

この金額なら、万が一失くしても諦められる金額だしね。


母がホームに入ってすぐの頃は、「いいから!」と言ってワタシが支払いを

していたのですが、ワタシが支払うたびに母が申し訳なさそうな顔をするのが

可哀相でね・・・


最近では外出する時は母の隙を見て、お財布に2~3万ほど入れておきます。

そして、食事や買い物をした時には「ごちそうさまー!」「ありがとー!」と言って

母に支払いをしてもらうことにしました。


ボケても(あ、これ禁句?)、娘にお金を使わせたくない、負担を追わせたくない

という、母心なんだと思います。




いつまでも元気でいてもらいたいものです。