神奈川県の山間部にある私の田舎に行った時の話です。

 

昨年秋、野良猫達の餌やりさんが次々と転居され
猫だけが残されているとご近所さんから聞かされました。

調べてみると現在はSさんが約10頭の餌やりをしていることが分かりました

ただ、ご近所からは糞尿問題で疎まれ、
猫が畑に入らないように電線を設けられたり
餌やり禁止の貼り紙をされたり
時には怒鳴られる事もあったようで孤軍奮闘していました

餌やりの最中に声をかけたら、心臓発作を起こしそうな程驚かれ

申し訳なく思うと同時に、その驚き様が余りにも異様だったので、

今までこうして急に怒鳴られてきたのかと想像すると、

胸が痛くなりました。

 

 

猫達はどこで寝ているのか、

雨の日はどうしているのか、

避妊去勢はどうしているのか、

質問を重ねると、

 

雨の日もこうして濡れながらご飯を待っている事、

雨に打たれながら雨水で浮いたご飯を食べている事を聞きました。

そんな事を聞いたら、どうぞ小屋を使って下さいと後先考えずに言っていました。

心配した避妊去勢も既に済ませてしました。

 

それが野良猫達に小屋を貸すきっかけでした。

 

そして避妊去勢を済ませ餌やりさんに見守られる猫達は

野良猫ではなく地域猫と呼ぶことを知りました

 

わたしは餌やりSさんに見守られる地域猫達をチームSと呼ぶことにしました。

現在チームSにゃんこは、

常時小屋まわりに居る5頭+おいしい餌やり場にお出かけ中の老猫+春から行方不明のロン毛+少し離れた駐車場にいる3頭です。

チームS予備にゃんは、空き家から離れない猫1頭このこには餌を空き家まで

毎日届けているようです

 

老猫は長期出張しては戻りを繰り返す行動派

春まで小屋の一番高い所で主の様に居た

ロン毛のこは餌やりさんは亡くなったかもしれないし、

また戻るかもしれないし行方不明とのこと

 

つづく

 

 

地域猫ハウス修繕費のご支援

7月13日 10時スタート!!