感想は泣けました でも映画としては、まあまあな感じかなぁ
しょっぱな 20世紀フォックスのロゴが出る時の音がブライアンメイのギターサウンド風になってただけでテンションぶち上がりでした(あれ本物なんだろうか?ちょっと違う気がするけど…)
フレディが無くなったのが確か中2の頃で
当時毎週見ていた伊藤政則のTVKの番組で大変な事が起きたみたいに大騒ぎしていて
『凄い人が亡くなったんだなぁ』くらいの認識で
その番組で流されたのが『ボヘミアンラプソディー』のMVでした
何なんだこの音楽は こんな音楽があるのか!
ってのが当初の印象で、ビデオに録っていたので何回も何回も聴いて ファンになりました。
映画の泣けたポイントは
①オープニングのライヴ前の姿を後ろから撮ったシーン
何回もビデオで観たライヴを後ろから見られるのは映画ならではでした
② smile にフレディとジョンが加入して初めてのライヴのシーン
ダウンタウンの元マネージャーの大崎洋さんが
マネージャー冥利に尽きるのは
フラフラしてたその辺のチンピラみたいのが、売れて大スターになっていくのを見る時だ
って言っていましたが
映画ではまさに まだ何者でもない若者が集まって 伝説の第1歩をまさに踏み出すシーンを描いていて
当時ごく近くにいた一部の人しか見れなかった風景を擬似的に見られたのは 大きな感動でした。
keep yourself aliveをフレディが歌詞を勝手に変えて自分なりに歌っちゃって メンバーはゲンナリしてるんだけど、その歌詞は僕らが知ってる歌詞で
フレディがsmileの楽曲にバッファーをかけて引っ張る存在になっていくのがリアルタイムで見れた気分になれて
泣けましたね~
フレディに初めて化粧をしたり 服のコーディネートをしたのは女の恋人のメアリーだった事は知らなかったのでビックリ
結婚まで申し込んでいたなんて!
スーパースターになって名誉と迷走と狂乱に翻弄されてもメアリーから離れたくなかったのは
何者でもない自分を最初に愛してくれた人だからだったのかなぁ なんて思いました
この作品の一番の魅力は
キャスト似過ぎ!って所
誰がって皆似てたw
ただ フレディが小さいというか もっとフレディはスタイルが良い
でもそれはしょうがないよね
劇中で 弾き語りするシーンの歌は フレディの音源から加工したのか 本人なのか
パンフレットが売り切れていたので現時点では分かりませんが
『ラブオブマイライフ』や『ボヘミアンラプソディー』がフレディの手から産み出される瞬間を見れたような気になれて 最高でした!
ps
後で調べたら フレディの物真似で有名なこの人が吹き替えをやってるとの事でした
ホントに似てますよね~
他のメンバーも 同じフレーズをしっかり弾けるようになって撮影したそうで、本物のメンバーも動きの指導なんかして
「まるで自分を見てるようだった」とまで言われてました
ちょっと残念だった所
①フレディにとって ジムハットンとの出会いは
心の平穏を得られた点でとても大きかったんですが
ジムハットンの扱いが余りにも少な過ぎ!
あれじゃ知らない人はただ良い彼氏が出来ただけみたいに感じるじゃん?
どっちかって言うとメアリーよりジムハットンの方が存在は大きかったんだから
後半はそっちに時間を使ってほしかったなぁ
ジムに出会って本当に良かったね って思います
② フレディの天真爛漫さ 気性の荒らさや自分勝手さ 可愛らしさ 傷つきやすくて寂しがり屋で繊細で優しい複雑な人間性を
もうちょっと描いて欲しかった
③ ライヴエイドのライヴシーンの照明やCGがショボくて スタジオの狭い所で撮ってる感丸だしだった
ライヴシーンなんかDVD見ればいいんだから
それを見ている裏方側からの視点を視覚的にも内容的にも描いて欲しかったなぁ
④来日シーンがゴッソリカットされてた!
まあでも
リアルタイムで知らないので
ライヴエイド前にかなりのブランクがあった事も初めて知ったし
ブランク明けで絶対失敗出来ないプレッシャーの中で
喉の調子の悪さを克服して
何事も無いようにステージで歌ったフレディの凄さ 決めなきゃいけない時に決められる凄さを実感する事が出来ました
ファンなら観なきゃ損!迷ってる人は観るべき!!!
月曜日のレイトショーなのに半分は埋まってて
エンドロール流れても 明るくなるまで誰も席を立ちませんでした!
ファンじゃない人は中盤中だるみするかもね
でも
オススメです!