いつもアナタの側に
from NEVERLAND🌈🌈🌈

皆さんこんにちは
NEVERLAND ARANです🎨

本日は初期キリスト教美術についてお話します!!
初期キリスト教美術の始まりは、
313年のミラノ勅令によりキリスト教が正式に認められるまで迫害を受けながらひっそりと美術作品を作っていました!!
こちらは"善き牧者"という彫刻作品です!!
ギリシャ神話に登場する伝令の神ヘルメスが羊を担いでいるという像ですが、
実はこれはヘルメスではなくキリストを表していて、羊は信者を表していると言われています。
この頃の作品は、
人間の身体を美しく表現するよりも、
キリスト教の教えを伝えるという目的のために美術作品が作られていました!!

これは余談ですが、
2019年のGUCCIのLOOKに、
元One Directionのハリー・スタイルズがモデルとなり善き牧場を彷彿とさせる作品を撮っていました!!


キリスト教徒達は死後の魂の救済を願い
"カタコンペ(集団墓地)"と言われる死者を埋葬する為に 地下に作った墓の天井などに見ることができます!!
石棺彫刻では死者の肖像を中心として棺の側面や前面に浮彫を施していきました!!

古代には等身大の彫刻が多く作られていましたが、
それらをキリスト教徒は偶像として否定していたために石棺彫刻が発達していったと言われています!!

5世紀になると教会堂の造営が盛んになり、
ローマの"サンタ・マリア・マッジョーレ教会"はこの時代のバシリカ式建築の面影を現代に伝える数少ない建築物です!!

聖堂内には旧約聖書の一連の場面を表したモザイクなどが施されています!!
ラヴェンナにあるガッラ・プラキディア廟堂の壁面には、
星空に輝く大きな十字架とそれを讃える使徒たちの姿がモザイクで装飾されています!!
教会装飾に関しては建築空間に合わせて図像を構成しようとするこれまでにない試みがなされています!!

いかがでしたか??
このように初期キリスト教美術古代ローマの古典的な様式を離れ多様な装飾モチーフを取り入れ東方的色彩を強めた美術を生み出しました!!

次回は ビザンティン美術についてお話していきましょう🌈🌈

それでは